うつぶし 意味
- 【空五倍子・空柴】
「五倍子(フシ)」に同じ。中空であるところからこの名がある。
- 【俯し】
「うつぶせ」に同じ。
関連用語
うつぶしめ: 【俯し目】 やや下向きかげん。ふしめ。 「大臣殿のふと心得て色も変りて―になり給へりける程に/今鏡(御子たち)」
うつぶし-いろ: [0] 【空五倍子色・空柴色】 五倍子で染めた薄黒い色。
うつぶし-ぞめ: [0] 【空五倍子染(め)】 五倍子の煎汁で灰色に染めること。また,染めたもの。
うつぶし-め: 【俯し目】 やや下向きかげん。ふしめ。「大臣殿のふと心得て色も変りて―になり給へりける程に/今鏡(御子たち)」
うつぶしいろ: 【空五倍子色・空柴色】 五倍子で染めた薄黒い色。
うつぶしぞめ: 【空五倍子染(め)】 五倍子の煎汁で灰色に染めること。また,染めたもの。
つぶし: 【腿】 (1)もも。[名義抄] (2)ひざ。つぶぶし。[日葡] (3)くるぶし。[節用集(文明本)] ; 【潰し】 〔動詞「つぶす」の連用形から〕 (1)金属製の器物などを溶かして地金(ジガネ)にすること。また,そのもの。 「―の値段」 (2)あいている時間をいろいろなことをして費やすこと。 「ひま―」「時間―」 (3)「潰し島田」の略。 「しま田わげを―にゆひ/安愚楽
つぶ-ぶし: 【踝】 (「つぶふし」とも) (1) 「つぶなぎ」に同じ。 [和名抄] (2) ひざ。つぶし。 [日葡]
うつ-ぶし: [0] 【空五倍子・空柴】 「五倍子(フシ)」に同じ。中空であるところからこの名がある。
うつぶく: 【俯く】 ※一※ (動カ四) 「うつむく」に同じ。 「物の来ければ,―・きて見るに/宇治拾遺 11」 ※二※ (動カ下二) ⇒うつぶける
うつぶけ: 【俯け】 ⇒うつむけ(俯)
うつぶける: 【俯ける】 「うつむける」に同じ。[日葡]
うつぶす: 【俯す】 ※一※ (動サ五[四]) (1)顔を下にして腹ばいになる。うつぶせになる。 「大地に―・す」 (2)頭を下に向ける。うつむく。 「ふしめになりて,―・したる/源氏(若紫)」 ※二※ (動サ下二) ⇒うつぶせる
うつぶせ: 【俯せ】 (1)顔を下向きにして横たわること。うつぶし。 「寝台に―になる」 (2)物の表を下にして置くこと。 「盆を―に置く」
うつぶせる: 【俯せる】 (1)顔を下に向けて横たわる。うつぶす。 「地面に―・せる」 (2)物を下に向けて置く。うつむける。うつぶす。 「桶(オケ)を―・せて水を切る」