きょくせき 意味
- 【跼蹐・局蹐】
〔「跼天蹐地(キヨクテンセキチ)」の略〕
おそれつつしみ,からだを縮めること。
「この不自由なる小天地に長く―せる反響として/妾の半生涯(英子)」
関連用語
ぎょくせき: 【玉石】 (1)玉と石。また,よいものと悪いもの。 (2)宝石。[日葡] ――倶(トモ)に焚(タ)く よいものも悪いものも,いっしょに滅びる。玉石倶に焦がる。
しょくせき: 【職責】 職務上の責任。 「―を全うする」
きょくせい: 【局勢】 (1)時局の情勢。 (2)囲碁・将棋などの盤上の形勢。 ; 【極性】 (1)〔物・化〕 分子全体として,また,二原子間の結合において,正負の電荷の分布が不均等であること。 (2)〔生物〕 細胞・組織・個体などが,ある方向に沿って形態的・生理的性質の何らかの差異を示すこと。植物に茎と根,動物に頭と尾,卵細胞に動物極と植物極があるなど。軸性。
きょくせつ: 【曲折】 (1)折れ曲がること。曲がりくねること。 「後は飴屋の哨吶(チヤルメラ)のやうに,―して段々下つて行くが/うづまき(敏)」 (2)状態が変化すること。移り変わること。変化。 「閑散な時間に―した波瀾を与へるために/明暗(漱石)」 (3)複雑に変化のある経過。込み入った事情。 「紆余(ウヨ)―」 ; 【曲節】 (1)音楽・歌謡などの節。ふしまわし。 (2)曲がって
きょくせん: 【曲線】 まがった線。直線でない線。数学では,直線も曲線の特別な場合とみることがある。カーブ。 ⇔直線 ; 【極線】 二次曲線に一定点 A から任意の弦をひいたとき,その弦の両端における,二つの接線の交点の軌跡は,直線となる。この直線を点 A に関する極線,点 A を極という。
ちょくせん-せき: [3] 【直閃石】 角閃石類の一。鉄・マグネシウムを含むケイ酸塩鉱物。斜方晶系。灰色・褐色・緑灰色などで,ガラス状光沢のある繊維状ないし柱状の結晶。変成岩中に産する。
りょくせん-せき: [3] 【緑閃石】 角閃石類の一。カルシウム・マグネシウム・鉄を含んだケイ酸塩鉱物で,単斜晶系。しばしば針状結晶が放射状に集合する。緑色でガラス状光沢がある。変成岩中に産する。緻密なものは軟玉(ナンギヨク)として装飾に用いる。アクチノ閃石。陽起石。
りょくぎょくせき: 【緑玉石】 エメラルドのこと。
きょく-せき: [0] 【跼蹐・局蹐】 (名)スル (「跼天蹐地(キヨクテンセキチ)」の略) おそれつつしみ,からだを縮めること。「この不自由なる小天地に長く―せる反響として/妾の半生涯(英子)」
とくせい-きょくせん: [5] 【特性曲線】 物質または特定の装置に外から与えた作用とそれに対する応答との関係を図示する曲線。応答が比例関係にない場合に利用する。例えば,ダイオードに加える電圧と流れる電流の関係を示す曲線など。また,物質の状態図などをもいう。
うよ-きょくせつ: [1] 【紆余曲折】 (名)スル (1) 道などが曲がりくねっていること。「実は其道こそ―の千万里/思出の記(蘆花)」 (2) 事情が込み入っていて,いろいろ変わること。「―を経て,やっと決定した」
きょくせつご: 【曲折語】 ⇒屈折語(クツセツゴ)
きょくせつ-ご: [0] 【曲折語】 屈折語
きょくせんび: 【曲線美】 (1)曲線によって構成された美。 (2)女性の肉体のふくよかな線の美しさ。
きょくせん-び: [3] 【曲線美】 (1) 曲線によって構成された美。 (2) 女性の肉体のふくよかな線の美しさ。