くたくた 意味
- ※一※ ②① (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)物の形がくずれるほどによく煮るさま。また,そのときの音を表す語。ぐたぐた。ぐつぐつ。
「―と煮込む」
(2)疲れたり弱ったりして張りを失ったさま。ぐたり。ぐにゃぐにゃ。
「気を失って―とくずおれる」
(3)物が,細かくなってしまうさま。ずたずた。こなごな。
「背骨を打ち切りて,―となしつ/宇治拾遺 12」
※二※ ◎ (形動)
(1)からだがひどく疲れて力が抜けたさま。
「―に疲れ+もっと...る」
(2)服などの形がくずれたさま。
「雨にぬれて―になった洋服」
例文
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- 彼はくたくたになって家に帰ってきた。
- 判事は神経性の過労でくたくただった。
- 私は2時間の試験でくたくたに疲れました。
- 一日中立ちっぱなしだったのでくたくただ。
- 彼女は過労でくたくたになっていた。
関連用語
くたくたの: ぐにゃぐにゃの; 疲れはてた; ぶよぶよの
たくたく: 【沢沢】 つやつやと輝いているさま。 「襟には光―たる絹扇をさし/露団々(露伴)」
おくたく: 【臆度】 おしはかること。憶測。 「その誤解を―して,事の真面目(シンメンモク)を告ざるは/文明論之概略(諭吉)」
しゃくたく: 【借宅】 家を借りること。また,その家。
しょくたく: 【食卓】 食事に用いるテーブル。ちゃぶだい。 ; 【嘱託・属託】 (1)仕事を頼んでまかせること。依嘱。 「人選を彼に―する」 (2)通常の社員・職員とは異なり,その能力などを生かして特定の仕事を依頼された人。
そくたく: 【属託・嘱託】 (1)報酬を払って依頼すること。しょくたく。 「語らふ所の悪党ども,賄賂―に耽りて/盛衰記 9」 (2)賞金を出して罪人をさがすこと。また,その賞金。 「此の者を召し連れ,奉行所に行き,―取るべしと思ひ/咄本・私可多咄」 ; 【測度】 おしはかること。推測。
とくたく: 【徳沢】 恵み。恩沢。おかげ。 「他国のおよばぬ―に潤ふ民の仕合せにて/西洋道中膝栗毛(魯文)」
はくたく: 【白沢】 中国で,有徳の王の時代に現れるという想像上の神獣。獅子の形をし,八つの目をもち,人語を解するという。
ふくたく: 【福沢】 幸福と恩沢。さいわいと恵み。
ぼくたく: 【木鐸】 (1)舌(振子)を木で作った金属製の鈴。昔中国で法令などを人民に触れて歩くときにならしたもの。金口木舌。 (2)(転じて)世人に警告を発し教え導く人。 「社会の―」「世の―として立たん/復活(魯庵)」
やくたく: 【役宅】 その役にある人のために設けた住居。
強くたたく: うちたたく
しょくたくい: 【嘱託医】 委嘱を受け,学校や会社などで健康診断・健康管理などを行う医師。
しょくたく-い: [4] 【嘱託医】 委嘱を受け,学校や会社などで健康診断・健康管理などを行う医師。
しょくたく-えん: [4] 【食卓塩】 食卓に置いて,食事のときに使う食塩。炭酸カルシウム・炭酸マグネシウムを防湿剤として加えてある食塩。