例文高熱で起き上がることもできず、一日中うつらうつらしていた。すこし酔っていたせいかうつらうつらとしていると、降車ボタンが押された音にはっと目を覚ます。名前の通り常にうつらうつらしており、仕事中であっても小脇には大きな枕を抱えている。美男でも知られ、作家田村俊子も彼にほれ込み「両國という角力恋して春残し」「両國を思えばうつらうつらかな」という句を詠んだ。