あいずかわし 意味
読み方:
意味携帯版
- 〔「愛付(ヅ)く」の形容詞化か〕
あいきょうがある。情趣がある。
「いま少し匂ひありて,―・しきやうにぞおはしける/今鏡(藤波下)」
- あいずかわ・し アイヅカハシ (形シク) (「愛付(ヅ)く」の形容詞化か) あいきょうがある。情趣がある。「いま少し匂ひありて,―・しきやうにぞおはしける/今鏡(藤波下)」
- きずかわしい 不安; 心もとない
- あいず 【会津】 ⇒あいづ(会津) ; 【合図・相図】 (1)あらかじめ決めた方法で相手に意思や事柄を知らせること。また,その方法や信号。 「目で―する」「―を送る」 (2)約束。 「七条河原にてひとつになれと,―を定めて出立けり/平家 8」
- いずかた 【何方】 (1)不定称の指示代名詞。どちらの方向。どちら。 「立て並べつる車ども,所なく並みゐつる人も,―へか行きつらん/徒然 137」 (2)不定称の人代名詞。どなた。 「かかればとて,―も思ひのおろかに忘るる隙こそ有がたけれど/浜松中納言 4」
- いずかた-ざま イヅ― 【何方様】 (代) 不定称。人を表す場合と方角・方面を表す場合とがある。 (1) どちらの人。「―にもいとほしくこそはありとも/源氏(浮舟)」 (2) いずれの方面。「心ざまなどもめやすく,露ばかり―にもうしろめたいかたなく/紫式部日記」
- けいずかい 【系図買い】 (1)貴族の系図を買って家の格を高く見せたこと。また,その人。 (2)縁組などの際,系図を重くみること。また,その人。 (3)「窩主(ケイズ)買い」に同じ。 ; 【窩主買い】 〔「窩」は穴ぐら,「窩主」は盗賊をかくまい,盗品をかくしておく所〕 盗品であることを知りつつ売買すること。また,その人。故買。系図買い。
- だいずかす 【大豆粕】 大豆から油を絞りとったあとのかす。まめかす。飼料・肥料とする。
- かわし 【為替】 〔動詞「かわす(為替)」の連用形から〕 鎌倉・室町時代に行われたかわせ。替え銭(セン)のほか,米を用いる替え米(マイ)があった。 →かわせ(為替)
- いずかたざま 【何方様】 不定称。人を表す場合と方角・方面を表す場合とがある。 (1)どちらの人。 「―にもいとほしくこそはありとも/源氏(浮舟)」 (2)いずれの方面。 「心ざまなどもめやすく,露ばかり―にもうしろめたいかたなく/紫式部日記」
- あいずみ 【藍住】 徳島県北東部,板野郡の町。徳島市と鳴門市の間に位置し,明治中期まで阿波藍の産地。 ; 【藍墨】 墨の形に製した藍蝋(アイロウ)。青墨。
- あいずり 【藍摺り】 (1)布または紙に,藍の葉を摺りつけて模様を付ける染め方。あおくさずり。あおずり。 (2)「藍絵(アイエ){(1)}」に同じ。
- 取りあいず 取り敢えず; 取り敢いず; 取りあえず; とにかく; 取敢いず
- あい-かわ アヰカハ [0] 【藍革】 藍色に染めたなめし革。あいなめし。あおなめし。
- あつかわし 【扱はし】 〔動詞「扱ふ」の形容詞化〕 どう処置すべきか悩むさま。取り扱いに困るさま。 「いとかく朽木にはなしはてずもがなと,人知れず―・しく覚え侍れど/源氏(総角)」 ; 【暑かはし・熱かはし】 〔動詞「熱かふ」の形容詞化〕 (1)暑苦しい。 「うすものの単衣(ヒトエ)着たまひて臥し給へるさま―・しくは見えず/源氏(常夏)」 (2)わずらわしい。うるさい。 「いとあまり
- かわしき 【川敷】 〔「川敷地」の略〕 川水の増水した時に川底になる地面。川床。 →河川敷(カセンシキ)