あいついで 意味
- 【相次いで】
one after another;successively.
~起こる follow[come after one another]in rapid succession.
- ついで 【序で】 〔「つぎて(次第)」の転〕 (1)あることを行う時,あわせて別のことを行う,よい機会。主要な事にかこつけてその事ができるような場合。 「お―の節」「―があれば伝える」 (2)順序。次第。 「その次々,猶皆―のままにこそは/源氏(匂宮)」 ――な・し きっかけがない。突然である。 「―・くて軽(カル)らかにはひわたり/源氏(胡蝶)」 ; 【次いで】 〔「次ぎて」
- いついつ 【何時何時】 (1)何月何日,何日の何時などがはっきりしないとき,また,それらをはっきり言わないときに用いる語。 「締め切りは―と決める」 (2)いつものとき。普段。 「今朝は―より斎(トキ)をとりつくろうて/狂言・若市」
- ついつい 「つい」を重ねて意味を強めた語。 「―言いそびれてしまった」
- ついつい ① (副) 〔「ついと」の「つい」を重ねたもの〕 (多く「と」を伴って)まっすぐにつき出るさま。まっすぐに立つさま。 「長い霜柱の―と立つてゐるのが/多情多恨(紅葉)」
- あいつ 【彼奴】 〔「あやつ」の転〕 遠慮のない相手との会話や,親しみ・憤り・侮蔑(ブベツ)などの気持ちを表すときに用いる。 (1)三人称。彼または彼女。やつ。 「―は実にいい奴だ」 (2)遠称の指示代名詞。あれ。 「―よりこいつの方が安くていい」
- あしついで 【足序で】 外出・用足しなどで行くついで。
- あし-ついで [3] 【足序で】 外出・用足しなどで行くついで。
- こと-の-ついで [0] 【事の序で】 ほかの物事をするついで。「―に,頼まれていた仕事もやってしまおう」
- ついでに 【序でに】 何かをするその機会を利用して。関連して。 「買物に出た―立ち寄る」
- ついで-に [0] 【序でに】 (副) 何かをするその機会を利用して。関連して。「買物に出た―立ち寄る」
- てついで 【手序で】 他の事をするついで。
- て-ついで [2] 【手序で】 他の事をするついで。
- はけついで 【刷毛序で】 刷毛で塗ったついでにほかのものも塗ること。ついでに片付けてしまうこと。ことのついで。 「ぬけまゐりの―に/滑稽本・膝栗毛 7」
- はけ-ついで [3] 【刷毛序で】 刷毛で塗ったついでにほかのものも塗ること。ついでに片付けてしまうこと。ことのついで。「ぬけまゐりの―に/滑稽本・膝栗毛 7」
- ひついで 【日次いで】 暦の上の吉凶。日どり。日がら。 「今日より後,―あしかりけり/源氏(夕霧)」
例文
- 災害があいついでその地域を襲った。
- しかし、あいついで持ちネタは玉砕していく。
- この時代には臨済宗と曹洞宗という二つの禅宗が、あいついで中国からもたらされた。
- 李綱が企画した軍政は一切廃止され、両河の経営は頓挫してその州県はあいついで失われた。
- ところが、息子があいついで没したため、ロタールの父ルートヴィヒが単独相続することになった。
- 特に冷戦時には、核兵器への恐怖が高まり、核シェルターが公的にも私的にもあいついで建造された。
- 永正5年(1508年)4月、澄元や11代将軍足利義澄はあいついで近江に逃れ、高国が入京した。
- 1849年前後の広西省は連年の天災に見舞われ、天地会の蜂起があいついで蜂起の機は熟していった。
- 1871年(明治4年) この年以降人々があいついで入植し、同年平岸村と月寒村、翌年豊平村が作られた。
- 1848年にあいついでおきたヨーロッパの革命やヘーゲル左派・カール・マルクスに関して多くの業績を残した。