あい-な 意味
読み方:
意味携帯版
- (形容詞「あいなし」の語幹から)
あるまじきこと。不都合なこと。「をかしきを見給うて―のことやとわらひ給ふものから/源氏(行幸)」
- あい-な・し (形ク) (「あひなし(合無)」か「あいなし(愛無)」か。また,「敢へ無し」の転か) (1) 道理にはずれている。あるまじきことである。「いで,その御文なほ,聞え給へ。―・し/源氏(夕霧)」 (2) 自分の志と違って,いやな気持ちだ。不本意だ。「おのづから聞きつけて,うらみもぞする,―・し/枕草子 270」 (3) どうにもならない。むだである。「今更いと―・く便なかるべきわざなるを/浜
- あい-な・る アヒ― [1] 【相成る】 (動ラ五 [四] ) 「なる」の改まった言い方。「春暖の候と―・りました」「出入り―・らぬ」
- たあい-な・い [4] 【他愛ない】 (形) (「たわいない」の転。「他愛」は当て字) 「たわいない」に同じ。
- あいだち-な・し (形ク) (1) 慎みがない。無遠慮だ。「―・くぞ愁へ給ふ/源氏(宿木)」 (2) 愛嬌がない。無愛想だ。「梶原平三景時といふ武士とりあへず『ただ杣山のくれであらばや』いと―・しや/増鏡(新島守)」 (動詞「愛立つ」の連用形に「無し」の付いた語かと思われるが,「愛立つ」の実例は見当たらない。「間立ち無し」の意とする説もある)
- あいだて-な・い (形) [文] ク あいだてな・し (「あいだちなし」の転か。近世語) (1) 思慮・分別を欠いている。抑制がない。「―・しとも狂気とも笑はば笑へ/浄瑠璃・用明天皇」 (2) 物事の度が過ぎている。途方もない。「さてもさても,―・いことを書き入れて置かれたは/狂言記・荷文」
- な (1)五十音図ナ行第一段の仮名。歯茎鼻音の有声子音と後舌の広母音とから成る音節。 (2)平仮名「な」は「奈」の草体。片仮名「ナ」は「奈」の初二画。 ; 【魚】 〔「な(肴)」と同源〕 うお。特に食用とするもの。さかな。 「足日女(タラシヒメ)神の命(ミコト)の―釣らすと/万葉 869」 ; 【七】 なな。ななつ。数を数えるときに用いる。 「い,む,―,や」 ; 【菜
- あい 【合(い)】 名詞の下に付いて,接尾語的に用いる。 (1)「ようす」「ぐあい」などの意を表す。 「色―」「肌―」 (2)意味をぼかして,婉曲(エンキヨク)な表現にする。 「意味―」「義理―」 (3)互いにその動作をする意を表す。 「にらみ―」「果し―」 ; 【埃】 (1)土ぼこり。ちり。 (2)数の単位。塵(ジン)の一〇分の一。一の一〇〇億分の一。[塵劫記] ; 【
- あい- 【相携えて行く】 go together.~並んで立つ stand side by side.
- い-な-な・く [3] [0] 【嘶く】 (動カ五 [四] ) (「い」は馬の鳴き声) 馬が声高く鳴く。いなく。「一声―・く」
- あい-あい [0] 【藹藹】 (ト|タル) [文] 形動タリ (1) なごやかなさま。穏やかなさま。「和気―」「春霞―たる和楽の天地/火の柱(尚江)」 (2) 草木が盛んに茂るさま。「―たる山松皓皓たる白壁/佳人之奇遇(散士)」
- あお-な アヲ― [0] [2] 【青菜】 (1) ホウレンソウ・コマツナなど,緑色の濃い葉菜類の総称。 (2) カブの古名。 ――に塩 塩をふりかけられた青菜のように,元気なくしおれるさまのたとえ。
- あさ-な 【朝菜】 朝食のおかず。「この川に―洗ふ児/万葉 3440」
- あじ-な アヂ― [0] 【味な】 (形動「あじ(味)」の連体形) あじ□二□
- あぜ-な [2] 【畦菜】 ゴマノハグサ科の一年草。田の畦などに生える。高さ15センチメートル内外。葉は楕円形で茎に対生する。夏から秋に,小さい淡紅紫色の小花を開く。母草。