あい-や 意味
読み方:
意味携帯版
- アヰ― [2][0]
【藍屋】
「藍染め屋」に同じ。
- あいぞめ-や アヰ― [0] 【藍染(め)屋】 藍染めを業とする者。青屋。紺屋。藍屋。
- や (1)五十音図ヤ行第一段の仮名。硬口蓋と前舌との間を狭めて発する半母音と後舌の広母音とから成る音節。 (2)平仮名「や」は「也」の草体。片仮名「ヤ」は「也」の草体の楷書化。 ; 【屋・家】 ※一※ ① (名) (1)いえ。建物。 「我が―」「蚕(コ)―」「―並み」 (2)屋根。 「―の上には糸を染めて色々葺(フ)かせて/竹取」 ※二※ (接尾) 名詞に付く。 (1)商売を
- あい 【合(い)】 名詞の下に付いて,接尾語的に用いる。 (1)「ようす」「ぐあい」などの意を表す。 「色―」「肌―」 (2)意味をぼかして,婉曲(エンキヨク)な表現にする。 「意味―」「義理―」 (3)互いにその動作をする意を表す。 「にらみ―」「果し―」 ; 【埃】 (1)土ぼこり。ちり。 (2)数の単位。塵(ジン)の一〇分の一。一の一〇〇億分の一。[塵劫記] ; 【
- あい- 【相携えて行く】 go together.~並んで立つ stand side by side.
- あい-あい [0] 【藹藹】 (ト|タル) [文] 形動タリ (1) なごやかなさま。穏やかなさま。「和気―」「春霞―たる和楽の天地/火の柱(尚江)」 (2) 草木が盛んに茂るさま。「―たる山松皓皓たる白壁/佳人之奇遇(散士)」
- や-いな-や 【や否や】 (連語) (接続助詞または係助詞「や」に副詞「いな」,間投助詞「や」の付いたもの) (1) ( (2) からの転用) 活用語の終止形に付いて,同時に,または引き続いて,事が行われるさまを表す。…すると同時に。…するとすぐに。…するが早いか。「家に帰る―,かばんをほうり出して,遊びに出かけていってしまった」「来る―,此様な赤い魚や黒い魚を出いて,何やらむつかしい料理を云付られ
- あお-や アヲ― [2] 【青屋】 中世・近世,京都で,藍(アイ)染め業者の称。賤民(センミン)視され,近世,京都では町奉行に属し,牢屋の清掃・処刑者の取り片付けなどの労役が課された。藍屋。
- あき-や [0] 【空(き)家・空(き)屋】 人の住んでいない家。
- あげ-や [0] 【揚屋】 江戸時代,太夫(タユウ)・格子など上級の遊女を呼んで遊ぶ家。江戸では宝暦(1751-1764)頃廃れた。
- あな-や (感) ひどく驚いた時に発する語。あっ。あれっ。「鬼はや一口に食ひてけり。―といひけれど/伊勢 6」
- あめ-や [0] 【飴屋】 飴を作る,または売る家。また,その人。
- あわ-や アハ― [1] ■一■ (副) もう少しでそうなりそうなさま。今にも。あやうく。すんでのところで。「―大惨事となるところだった」「―ヒットかという当たり」 ■二■ (感) 事が起こりそうなとき,驚いたときなどに発する語。「―,法皇の流されさせましますぞや/平家 3」
- あん-や [1] 【暗夜・闇夜】 くらい夜。やみ夜。 ――の礫(ツブテ) (やみ夜に飛んでくる小石の意から) 不意に受ける襲撃。不意打ち。防ぎがたい危険のたとえ。やみ夜の鉄砲。
- いさ-や (「いさ」に間投助詞「や」の付いたもの) ■一■ (感) 答えにくいことを問われた際に発する語。さあ,どうでしょうか。そうですねえ。「御言の葉をだにとせめ給へば,―とうちなげきて入るに/堤中納言(逢坂)」 ■二■ (副) 不審に思う気持ちを表す語。さあ,どうだか。「歌の道のみ古へに変はらぬなどいふこともあれど,―/徒然 14」
- いざ-や (感) (「いざ」に間投助詞「や」の付いたもの) 人を誘うときや,あることを思い立ったときに発する語。さあ。どれ。「鎮西八郎こそ生捕られて渡さるるなれ。―みん/保元(下)」