あおいか 意味
- 【葵科】
双子葉植物の一科。熱帯を中心に約七五属一〇〇〇種が分布。草本または低木。花弁は五枚。おしべは多数で花糸が筒状に癒合。果実は蒴果(サクカ)。フヨウ・ハイビスカス・オクラ・ワタなど。
- あおいかずら 【葵鬘】 京都の賀茂神社の祭りに用いる飾り。賀茂神社の神紋であるフタバアオイの葉を,冠や烏帽子(エボシ)・牛車(ギツシヤ)・社前などに掛けて物忌みの印としたもの。また,祭神,賀茂別雷命(カモワケイカズチノミコト)にちなんで,雷除けのまじないともされた。葵桂。﹝季﹞夏。 →諸鬘(モロカズラ)
- あおい 【青い・蒼い】 (1)青の色をしている。広く緑など青系統の色にもいう。 「―・い空」「―・いものをもっと食べる必要がある」 〔「あおい空(海)」は「碧い」とも書く〕 (2)赤みが足りない。青ざめている。 「―・い月」「―・い顔」 (3)〔未熟の果実が青いことから〕 修行・知識などが不十分だ。まだ一人前でない。 「まだ考えが―・い」 ﹛派生﹜——さ(名)——み(名) ︱慣用︱
- あおいぐさ 【葵草】 フタバアオイの異名。
- あおいざ 【葵座】 兜(カブト)の天頂(テヘン)の穴の周囲につける葵の葉の形をした金具。
- あおいし 【青石】 (1)青みがかった色を呈する岩石の称。緑泥石片岩など。産地によって秩父青石・伊予青石・紀州青石などと呼ばれ,庭石にする。 (2)建築用石材の一。青色の凝灰岩や凝灰質砂岩。
- あおいつば 【葵鍔・葵鐔】 太刀鐔の一。木瓜(モツコウ)形の四辺の中央をとがらせ,四隅の切れ込みに猪(イ)の目を透かしたりしたもの。平安時代に発生し兵仗の太刀に用いられ,桃山期以後は太刀鐔を代表した。
- あおいとり 【青い鳥】 〔原題 (フランス) L'Oiseau bleu〕 メーテルリンクの戯曲。六幕。1908年初演。チルチルとミチルの兄妹は,夢の中で幸福の使いである青い鳥を求めてさまよう。翌朝目覚めて,我が家の鳥籠に青い鳥をみつけ,幸福は身近にあることを知る。
- あおいはな 【青い花】 〔原題 (ドイツ) Heinrich von Ofterdingen〕 ノバーリスの小説。未完。1802年刊。「青い花」は到達しえない理想の象徴であり,ドイツ-ロマン主義の異名ともなった。
- あおいろ 【青色】 (1)青の色。青。有職(ユウソク)では緑をいう。 (2)染め色の名。また,襲(カサネ)の色目の名。刈安と紫根とで染めた色。灰色がかった黄緑。山鳩(ヤマバト)色。 →麹塵(キクジン)
- あおい-か アフヒクワ [0] 【葵科】 双子葉植物の一科。熱帯を中心に約七五属一〇〇〇種が分布。草本または低木。花弁は五枚。おしべは多数で花糸が筒状に癒合。果実は蒴果(サクカ)。フヨウ・ハイビスカス・オクラ・ワタなど。
- あおい-かずら アフヒカヅラ [4] 【葵鬘】 京都の賀茂神社の祭りに用いる飾り。賀茂神社の神紋であるフタバアオイの葉を,冠や烏帽子(エボシ)・牛車(ギツシヤ)・社前などに掛けて物忌みの印としたもの。また,祭神,賀茂別雷命(カモワケイカズチノミコト)にちなんで,雷除けのまじないともされた。葵桂。 [季] 夏。 諸鬘
- あおい-がさね アフヒ― [4] 【葵襲】 襲の色目の名。表は薄青,裏は薄紫または紫。四月頃に着用。葵。
- あおい-ぐさ アフヒ― [3] 【葵草】 フタバアオイの異名。
- あおい-ざ アフヒ― [0] 【葵座】 兜(カブト)の天頂(テヘン)の穴の周囲につける葵の葉の形をした金具。
- あおい-すみれ アフヒ― [4] 【葵菫】 スミレ科の多年草。山野・路傍に見られる。全株に細毛がある。葉は根生し,長い柄をもつ心円形。早春,淡紫色の花を横向きにつける。ヒナブキ。
例文
- 青い果実(あおいかじつ)はdoaの4thシングル。
- あおいからは目の敵にされており、打撃を食らうこともしばしば。
- 『青い風』(あおいかぜ)は、岡村孝子通算11枚目のシングル。
- そして、桜鈴学園の卒業式では、学園長に出世したあおいから卒業証書を受け取る。
- 『青い傘で』(あおいかさで)はFIELD OF VIEWの12枚目のシングル。
- 赤い紙、青い紙(あかいかみ、あおいかみ)とは学校の怪談のひとつで、都市伝説である。
- 『青い果実』(あおいかじつ)は、1973年9月にリリースされた山口百恵の2枚目のシングルである。
- 『青い果実/禁じられた遊び』(あおいかじつ きんじられたあそび)は、山口百恵の2枚目のオリジナルアルバム。
- 『悪夢-青い果実の散花-』(あくむ-あおいかじつのさんか-)は、スタジオメビウスから1997年3月28日に発売されたアダルトゲーム。