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あおさぶらい 意味

読み方:

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  • 【青侍】
    〔「あおざむらい」とも〕
    (1)公卿の家に仕える六位の侍。青色の袍(ホウ)を着た。
    (2)身分の低い若侍。
    「七大寺詣でする京家の―なんどの/太平記 2」

  • あお-さぶらい    アヲサブラヒ [3] 【青侍】 (「あおざむらい」とも) (1) 公卿の家に仕える六位の侍。青色の袍(ホウ)を着た。 (2) 身分の低い若侍。「七大寺詣でする京家の―なんどの/太平記 2」
  • とおさぶらい    【遠侍】 中世・近世の武家の屋敷で,主殿から離れた中門の近くに位置する,当番の侍の詰め所。外侍。とおさむらい。 ⇔内侍 →主殿造り
  • うち-さぶらい    ―サブラヒ 【内侍】 主殿の中に設けた警護の武士の詰め所。うちざむらい。 外侍 遠侍 「―には一門源氏上座して/平家 8」
  • こさぶらい    【小侍】 「こざむらい(小侍){(1)}」に同じ。 「十七,八ばかりの―のふと走り出でて/宇治拾遺 1」
  • こ-さぶらい    ―サブラヒ 【小侍】 「こざむらい(小侍){ (1) }」に同じ。「十七,八ばかりの―のふと走り出でて/宇治拾遺 1」
  • さぶらい    【侍】 〔動詞「さぶらふ」の連用形から〕 (1)身分のある人のそばに仕えて雑用を勤める人。おつきの人。 「み―み笠と申せ宮城野の木の下露は雨にまされり/古今(東歌)」 (2)帯刀し武芸をもって主君に仕えた者。武士。さむらい。(ア)平安時代,滝口・北面・帯刀(タチハキ)など,天皇・上皇および皇太子の居処を警固した武士。親王・摂関・大臣以下の家人(ケニン)にもいう。 「或る所の―ども/徒
  • さぶらいな    【侍名・候名】 禁中の下級女官の呼び名。国名・官名以外の名称を用いるもの。「ひさしき」「ゆりはな」「鶴」の類。
  • さぶらい-な    サブラヒ― 【侍名・候名】 禁中の下級女官の呼び名。国名・官名以外の名称を用いるもの。「ひさしき」「ゆりはな」「鶴」の類。
  • さぶらい-びと    サブラヒ― 【侍人】 身分のある人のそばに仕える人。さぶらい。「愛敬つきおごりたる声にて―呼びつけ/枕草子(一二四・能因本)」
  • しも-さぶらい    ―サブラヒ 【下侍】 清涼殿の殿上の間の南にある,侍臣たちの詰め所。また,遊宴の場所。畳敷きで,炭櫃(スビツ)の設備があった。「或は殿上の―この掃部寮に仰せて/宴曲集」 清涼殿
  • そと-さぶらい    ―サブラヒ 【外侍】 「遠侍(トオサブライ)」に同じ。 内侍
  • とお-さぶらい    トホサブラヒ [3] 【遠侍】 中世・近世の武家の屋敷で,主殿から離れた中門の近くに位置する,当番の侍の詰め所。外侍。とおさむらい。 内侍 主殿造り
  • なま-さぶらい    ―サブラヒ 【生侍】 身分の低い侍。未熟な侍。青侍。「京に有ける―の身貧しき有けり/今昔 16」
  • ひる-さぶらい    ―サブラヒ 【昼侍】 宜陽殿(ギヨウデン)の東庇(ヒガシビサシ)にある部屋の名。弁・少納言・外記などが詰める。
  • うちさぶらい    【内侍】 主殿の中に設けた警護の武士の詰め所。うちざむらい。 ⇔外侍 ⇔遠侍 「―には一門源氏上座して/平家 8」