あおず 意味
- あおずみ 【青墨】 ⇒藍墨(アイズミ)
- あおずむ 【青ずむ】 青みを帯びる。 「―・んだ冬の空/武蔵野(独歩)」
- あおずり 【青摺り】 ⇒藍摺(アイズ)り(1)
- おず 【怖づ】 ⇒おじる
- おず-おず オヅオヅ [1] (副)スル (動詞「怖(オ)ず」を重ねたものから) おそれためらいながら行動するさま。こわごわ。おそるおそる。「―(と)入って来る」
- おずおず 〔動詞「怖(オ)ず」を重ねたものから〕 おそれためらいながら行動するさま。こわごわ。おそるおそる。 「―(と)入って来る」
- おおず 【大洲】 愛媛県西部,肱川(ヒジガワ)中流の市。近世,加藤氏の城下町。伊予糸・大洲半紙を特産。
- おずし 【悍し】 気性が激しい。おずまし。おぞし。 「―・かるべき事を,思ひ寄るなりけむかし/源氏(浮舟)」
- おず・し 【悍し】 (形ク) 気性が激しい。おずまし。おぞし。「―・かるべき事を,思ひ寄るなりけむかし/源氏(浮舟)」
- そおず 【案山子】 〔「そおど」の転〕 かかし。 「あしひきの山田の―/古今(雑体)」
- おずおずする 四角ばる; 堅苦しくする; はにかむ; 遠慮する
- あお 【襖】 〔「襖」の字音「あう」の転〕 (1)武官の朝服。「闕腋(ケツテキ)の袍(ホウ)」に同じ。 (2)「狩衣(カリギヌ)」に同じ。狩襖(カリアオ)。 「萩の―,紫苑の織物の指貫(サシヌキ)着て/更級」 (3)袷(アワセ)または綿入れの衣。襖子(アオシ)。 「紺の洗ひざらしの―着/宇治拾遺 11」 〔原始衣服と大陸から伝わったものが混在・融合したもの〕 ; 【青】 ※一※
- いが-ほおずき ―ホホヅキ [3] 【毬酸漿】 ナス科の多年草。山地に生じ,高さ約60センチメートル。葉は互生し,卵円形。夏,葉腋(ヨウエキ)に数個の下垂する白い花をつける。実の熟すころ,萼(ガク)に生えた毛がとげにみえるのでこの名がある。
- いぬ-ほおずき ―ホホヅキ [3] 【犬酸漿】 ナス科の一年草。全国の山野に自生。高さ20~90センチメートル。葉は互生し,卵形。夏,茎上部の節間の散形花序に五弁の白花をつける。果実は球形で黒熟。全草有毒。漢方では,干したものを竜葵(リユウキ)といい,解熱・利尿剤とする。ウシホオズキ。コナスビ。
- うみ-ほおずき ―ホホヅキ [3] 【海酸漿】 アカニシ・テングニシ・ナガニシなど海産の巻貝類の卵嚢(ランノウ)。初夏のころ産卵され,海中の岩に群がりつく。ホオズキのように口の中で鳴らす玩具とする。 [季] 夏。
例文
- 青図(あおず)は、図面の一種。
- 近世以後には無地の白絹に、青摺(あおずり)と呼ばれる、山藍を用いて草花や流水を描いたものが主となる。
- 模様としては、白絹及び白麻地に青摺(あおずり)と呼ばれる山藍の葉の汁で、花鳥風月等の素朴な文様を書くのが一般的。