あおばもの 意味
読み方:
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- 【青葉者・白歯者】
中世,身分の低い歩卒。雑兵。青葉武者。
「追頸(オイクビ)のしかも―を一人討ては/甲陽軍鑑(品二四)」
- あおば-もの アヲ― 【青葉者・白歯者】 中世,身分の低い歩卒。雑兵。青葉武者。「追頸(オイクビ)のしかも―を一人討ては/甲陽軍鑑(品二四)」
- ほんばもの 【本場物】 本場から産出する品物。
- あおば 【青葉】 (1)青々と生い茂った木の葉。﹝季﹞夏。《―して御目の雫拭はばや/芭蕉》 (2)横笛の名笛の名。小枝の生えた,平敦盛所持と伝える神戸市須磨寺蔵のものや,高倉天皇秘蔵の,別名葉二(ハフタツ)などが有名。青葉の笛。 ; 【青羽・青翅】 鳥や虫の青い羽。
- なみはばもの 【並幅物】 並幅の反物。
- まゆつばもの 【眉唾物】 信用できないこと。真偽の疑わしいこと。また,そのもの。まゆつば。
- あおばえ 【青蠅・蒼蠅】 イエバエ・クロバエなど大形で,腹部が青みを帯びた金属光沢をもつハエの俗称。
- あおばかま 【襖袴】 狩袴(カリバカマ)の別名。
- あおばずく 【青葉木菟】 フクロウ目フクロウ科の鳥。全長約30センチメートル。全身黒褐色で,腹面は白色に褐色の縦斑がある。夜行性で,虹彩は鮮黄色。大形の昆虫や小哺乳動物を捕食する。アジア特産で,日本では青葉の茂る五月頃に渡来する。﹝季﹞夏。《こくげんをたがへず夜々の―/飯田蛇笏》
- あおばと 【緑鳩・青鳩】 ハト目ハト科の鳥。全長約33センチメートル。背面は暗緑色,胸は黄緑色。混交林にすみ,木の実を食べる。海水を飲む変わった習性もある。アジアの東部・南部に分布し,北海道では夏鳥,四国・九州では冬鳥として渡来するものが多い。尺八鳩。
- あおばな 【青花】 (1)ツユクサの別名。 (2)ツユクサの花からとった青色の染料。 ; 【青洟】 青い鼻汁。あおっぱな。
- あおばな-がみ アヲ― [4] 【青花紙】 青花{ (2) }をしみこませた和紙。水に浸して,染め物の下絵描きなどに用いる。藍紙(アイガミ)。
- あおばむ 【青ばむ】 青みを帯びる。青みがかる。 「草木が―・む」
- あおばやま 【青葉山】 (1)京都府舞鶴市と福井県大飯郡の境にある死火山。海抜699メートル。あおばのやま。あおばさん。((歌枕))「秋の露は移しにありけり水鳥の青葉の山の色付く見れば/万葉 1543」 (2)仙台市にある小丘。伊達氏の青葉城(仙台城)跡がある。
- あおばやみ 【青葉闇】 「木(コ)の下闇」に同じ。
- あおば-じょう アヲバジヤウ 【青葉城】 仙台城の別名。