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あお-くも 意味

読み方:

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  • アヲ― [0] 
    【青雲】

    (「あおぐも」とも)
    淡青色の雲。また,晴れて青々とした空。「白雪のたなびく国の―の向伏(ムカフ)す国の/万葉 3329」

  • あおくも    【青雲】 〔「あおぐも」とも〕 淡青色の雲。また,晴れて青々とした空。 「白雪のたなびく国の―の向伏(ムカフ)す国の/万葉 3329」
  • あおくもの    【青雲の】 地名「白肩」に,また,青雲の出るのを望む意から「出(イ)で来(コ)」にかかる。 「―白肩津に泊てたまひき/古事記(中訓)」「―いで来我妹子(ワギモコ)相見て行かむ/万葉 3519」
  • あおくも-の    アヲ― 【青雲の】 (枕詞) 地名「白肩」に,また,青雲の出るのを望む意から「出(イ)で来(コ)」にかかる。「―白肩津に泊てたまひき/古事記(中訓)」「―いで来我妹子(ワギモコ)相見て行かむ/万葉 3519」
  • くも    【雲】 (1)空気中の水分が凝結して水滴・氷晶となり,これらが群れ集まって空中を浮遊しているもの。主として,気流の上昇に伴う断熱冷却により発生する。 →雲級 (2){(1)}の位置や形状などからの比喩的用法。(ア)身分・地位がはるかに高いことのたとえ。 「―の上の人」(イ)一面にひろがったり,たなびいたりしているもののたとえ。「花の―鐘は上野か浅草か(芭蕉)/続虚栗」(ウ)気持ちや表情
  • あお    【襖】 〔「襖」の字音「あう」の転〕 (1)武官の朝服。「闕腋(ケツテキ)の袍(ホウ)」に同じ。 (2)「狩衣(カリギヌ)」に同じ。狩襖(カリアオ)。 「萩の―,紫苑の織物の指貫(サシヌキ)着て/更級」 (3)袷(アワセ)または綿入れの衣。襖子(アオシ)。 「紺の洗ひざらしの―着/宇治拾遺 11」 〔原始衣服と大陸から伝わったものが混在・融合したもの〕 ; 【青】 ※一※
  • あお-あお    アヲアヲ [3] 【青青・蒼蒼】 (副)スル いかにも青くきわ立っているさま。「―(と)茂る森」
  • あおあお    【青青・蒼蒼】 いかにも青くきわ立っているさま。 「―(と)茂る森」
  • あま-くも     【天雲】 (「あまぐも」とも) 空の雲。「―の向伏す極み/万葉 800」
  • えくも    【絵雲】 ⇒源氏雲(ゲンジグモ)
  • え-くも    ヱ― [1] 【絵雲】 源氏雲
  • かくも    【斯くも】 〔「も」は助詞〕 このように。これほどにも。 「―盛大な会を催していただき…」
  • かぜ-くも     [0] [3] 【風雲】 (1) 風や雲。 (2) 風に吹かれて動く雲。消息を伝える使いに見立てる。「あしひきの山川隔て―に言は通へど/万葉 4214」 (3) 「かざぐも(風雲)」に同じ。
  • くもい    【雲井】 姓氏の一。 ; 【雲居・雲井】 〔「井」は当て字〕 (1)雲のある所。大空。 (2)雲。 「愛(ハ)しけやし吾家(ワギエ)の方よ―起ち来も/古事記(中)」 (3)雲のかかっているはるかかなた。高くまたは遠く隔たっている所。 「遠くありて―に見ゆる妹が家に/万葉 1271」 (4)禁中。宮中。雲のうえ。 ――遥(ハル)かに (1)遥かに離れているさま。 「かり
  • くもじ    【く文字】 〔女房詞〕 (1)〔「くき(茎)」の文字詞〕 菜などの漬物。 (2)〔「くわんぎよ(還御)」の文字詞〕 還御(カンギヨ)。 (3)〔「くこん(九献)」の文字詞〕 酒。また,酒盛り。 「まきにて御―あり/御湯殿上(慶長三)」 ; 【雲路】 空中のみち。鳥や月などの通るみち。雲居路。
  • くもつ    【公物】 〔「く」は呉音〕 おおやけのもの。官有のもの。こうもつ。 「人有りて―を犯す事あらば罰すべし/今昔 2」 ; 【供物】 神仏・寺社などに,供養(クヨウ)のためそなえるもの。そなえもの。