あお-ざし 意味
読み方:
意味
携帯版
- アヲ― [0]
【青繦・青緡・青差(し)】
銭(ゼニ)の穴に紺染めの細い麻縄を通して銭を結び連ねたもの。
- あおざし 【青繦・青緡・青差(し)】 銭(ゼニ)の穴に紺染めの細い麻縄を通して銭を結び連ねたもの。
- ざし 【差し・指し】 〔動詞「さす」の連用形から〕 名詞に付いて,その物の姿や様子などを表す。 「まな―」「おも―」 →さし(差・指) ; 【座視・坐視】 そばで黙って見ていて手出しをしないこと。傍観。 「―するに忍びない」
- あお 【襖】 〔「襖」の字音「あう」の転〕 (1)武官の朝服。「闕腋(ケツテキ)の袍(ホウ)」に同じ。 (2)「狩衣(カリギヌ)」に同じ。狩襖(カリアオ)。 「萩の―,紫苑の織物の指貫(サシヌキ)着て/更級」 (3)袷(アワセ)または綿入れの衣。襖子(アオシ)。 「紺の洗ひざらしの―着/宇治拾遺 11」 〔原始衣服と大陸から伝わったものが混在・融合したもの〕 ; 【青】 ※一※
- あお-あお アヲアヲ [3] 【青青・蒼蒼】 (副)スル いかにも青くきわ立っているさま。「―(と)茂る森」
- いき-ざし [0] 【息差し】 いきづかい。
- いも-ざし [0] [4] 【芋刺(し)】 いもを串(クシ)に刺すように,人を刀や槍で突き通すこと。田楽ざし。串ざし。
- いろ-ざし [0] [4] 【色差(し)】 (1) いろどること。彩色。 (2) 友禅で模様の部分に色を施すこと。 (3) 色合い。色気。色つや。
- うね-ざし [0] 【畝刺(し)】 二枚の布の間に薄く綿を入れて刺し縫うこと。また,そうして縫ったもの。縫い目と縫い目の間が高く畝のように浮くのでいう。
- うら-ざし [0] 【裏差(し)】 刀の鞘(サヤ)の,差裏側に設けた小柄櫃(コヅカビツ)に小柄をおさめること。また,その小柄。
- うわ-ざし ウハ― 【上差・上挿】 「上差の矢」の略。「―の雁胯(カリマタ)二/今昔 25」
- えだ-ざし [0] 【枝挿し】 挿し木の一。枝を挿し穂として用いるもの。
- おも-ざし [0] 【面差(し)】 顔のようす。顔だち。「―が母にそっくりだ」
- かざし 【挿頭】 (1)花や木の枝を折り,髪や冠に挿したもの。古くは,生命力を身につける呪術(ジユジユツ)的な意味を持ったが,後に形式化し,造花を用いることが多くなった。 「わが背子が―の萩に置く露を/万葉 2225」 →髻華(ウズ) (2)江戸時代の国学者富士谷成章の用いた,国語の単語分類用語の一。 →挿頭抄(カザシシヨウ) ; 【翳し】 (1)頭上に掲げて,覆ったり陰を作ったりする
- かね-ざし [0] 【矩差】 「曲尺(カネジヤク)」に同じ。
- かん-ざし 【髪状】 (1) 髪のはえ具合。髪の形。「額つき―いみじう美し/源氏(若紫)」 (2) 髪。「姫君を近づけて緑の―を撫であげ/御伽草子・鉢かづき」