あかがい 意味
- 【赤貝】
(1)海産の二枚貝。殻長12センチメートル内外。殻は四角ばって,厚くふくらむ。殻表は黒褐色の毛状の皮をかぶり,四〇~四二本の放射肋(ホウシヤロク)をもつ。両殻の合わせ目には細かい歯が一直線に並ぶ。血液が赤いので肉は赤みを帯び,美味。北海道南部以南に分布。
(2)女陰をいう隠語。
- あか-がい ―ガヒ [2] 【赤貝】 (1) 海産の二枚貝。殻長12センチメートル内外。殻は四角ばって,厚くふくらむ。殻表は黒褐色の毛状の皮をかぶり,四〇~四二本の放射肋(ホウシヤロク)をもつ。両殻の合わせ目には細かい歯が一直線に並ぶ。血液が赤いので肉は赤みを帯び,美味。北海道南部以南に分布。 (2) 女陰をいう隠語。
- かがい 【嬥歌】 「歌垣(ウタガキ)」に同じ。 「娘子壮士(オトメオトコ)の行き集ひかがふ―に/万葉 1759」 →かがう(嬥歌) ; 【化外】 ⇒けがい(化外) ; 【花街】 いろまち。遊郭。花柳街。 ; 【禍害】 わざわい。災害。 ; 【課外】 定められた学科・課業以外のもの。 「―読み物」「―教授」 ; 【加害】 他に害を加えること。 ⇔被害 ; 【
- あかかがち 【赤酸漿】 ホオズキの古名。 「その目は―の如くして/古事記(上)」
- あかがえる 【赤蛙】 (1)アカガエル科のカエルの中で,背面が暗褐色か赤褐色のものの総称。ニホンアカガエル・ヤマアカガエル・エゾアカガエルなど。 (2)特に,ニホンアカガエルのこと。体長5~8センチメートル。口先がとがり,後ろ足にのみ水かきがある。森林・草原にすみ,二月ごろ水田や湿地に産卵。焼いた肉を小児の疳(カン)の虫の薬とする俗信があった。本州・四国・九州に分布。
- あかがき 【赤垣】 姓氏の一。
- あかがさ 【赤瘡】 麻疹(ハシカ)の古名。 「日頃―よりして/栄花(楚王の夢)」
- あかがし 【赤樫】 ブナ科の常緑高木。本州中部以西に分布。葉は長楕円形。若枝と若葉には褐色の毛がある。秋,楕円形の実(どんぐり)を結ぶ。材は赤みを帯び,堅く,細工物など用途が広い。オオガシ。オオバガシ。
- あかがしら 【赤頭】 (1)赤い頭髪。また,頭髪の赤い人。 (2)能で,天狗・神霊・悪鬼・妖怪・猩猩(シヨウジヨウ)・獅子などに用いる。長い赤毛の頭(カシラ)。歌舞伎でも鬘(カツラ)として使う。 (3)水鳥ヒドリガモの異名。
- あかがしわ 【赤柏】 (1)アカメガシワの別名。 (2)〔陰暦一一月一日,赤飯を柏(カシワ)の葉に盛って祝ったことから〕 赤飯のこと。 「膳まはり外に物なき―(良品)/猿蓑」
- あかがね 【銅】 〔赤金の意〕 銅(ドウ)。あか。
- あかがね-いろ [0] 【銅色】 光沢のある,黒みがかった赤色。赤銅(シヤクドウ)色。
- あかがみ 【赤紙】 (1)赤い色の紙。 (2)〔用紙が赤いところから〕 (ア)旧日本軍の召集令状の俗称。(イ)差し押さえの封印証書の俗称。
- あかがれ 【赤枯れ】 草木が赤褐色になって枯れること。
- あかがわ 【赤革】 赤く染めたなめし革。また,赤茶系統の色の革。