あかがしわ 意味
- 【赤柏】
(1)アカメガシワの別名。
(2)〔陰暦一一月一日,赤飯を柏(カシワ)の葉に盛って祝ったことから〕
赤飯のこと。
「膳まはり外に物なき―(良品)/猿蓑」
- あかめ-がしわ ―ガシハ [4] 【赤芽柏】 (新芽が紅色なのでいう) トウダイグサ科の落葉高木。本州中部以西の山野に自生。高さ10メートルに達する。葉は卵円形で,浅く三裂し,夏,小形の黄花を円錐花序につける。材は軟らかく,箱・床柱・下駄などに用いる。昔,この葉に食物を載せたので御菜葉(ゴサイバ)・菜盛(サイモリ)花の別名がある。アカガシワ。
- あか-がしわ ―ガシハ [3] 【赤柏】 (1) アカメガシワの別名。 (2) (陰暦一一月一日,赤飯を柏(カシワ)の葉に盛って祝ったことから) 赤飯のこと。「膳まはり外に物なき―(良品)/猿蓑」
- あかがし 【赤樫】 ブナ科の常緑高木。本州中部以西に分布。葉は長楕円形。若枝と若葉には褐色の毛がある。秋,楕円形の実(どんぐり)を結ぶ。材は赤みを帯び,堅く,細工物など用途が広い。オオガシ。オオバガシ。
- あかがしら 【赤頭】 (1)赤い頭髪。また,頭髪の赤い人。 (2)能で,天狗・神霊・悪鬼・妖怪・猩猩(シヨウジヨウ)・獅子などに用いる。長い赤毛の頭(カシラ)。歌舞伎でも鬘(カツラ)として使う。 (3)水鳥ヒドリガモの異名。
- あかめがしわ 【赤芽柏】 〔新芽が紅色なのでいう〕 トウダイグサ科の落葉高木。本州中部以西の山野に自生。高さ10メートルに達する。葉は卵円形で,浅く三裂し,夏,小形の黄花を円錐花序につける。材は軟らかく,箱・床柱・下駄などに用いる。昔,この葉に食物を載せたので御菜葉(ゴサイバ)・菜盛(サイモリ)花の別名がある。アカガシワ。
- あかがしらからすばと 【赤頭烏鳩】 カラスバトの亜種。全長約40センチメートルで,全身は黒色だが,頭上と喉の部分が赤褐色を帯びる。小笠原列島と硫黄列島だけに生息。絶滅危惧種。天然記念物。
- あかがしら-からすばと [9] 【赤頭烏鳩】 カラスバトの亜種。全長約40センチメートルで,全身は黒色だが,頭上と喉の部分が赤褐色を帯びる。小笠原列島と硫黄列島だけに生息。絶滅危惧種。天然記念物。
- あか-がし [0] [2] 【赤樫】 ブナ科の常緑高木。本州中部以西に分布。葉は長楕円形。若枝と若葉には褐色の毛がある。秋,楕円形の実(どんぐり)を結ぶ。材は赤みを帯び,堅く,細工物など用途が広い。オオガシ。オオバガシ。
- かがし 【彼某】 不定称の人代名詞。名のわからない人,また特にそれと名をあげない人をさし示す。誰それ。 「さるべくおとなしき人々,なにがし―といふ/大鏡(花山)」
- おいがしわ 【追柏】 柏紋の一。柏の葉三枚が左回りに追いかけた形。
- おい-がしわ オヒガシハ [3] 【追柏】 柏紋の一。柏の葉三枚が左回りに追いかけた形。
- このて-がしわ ―ガシハ [4] 【児手柏・側柏】 ヒノキ科の常緑針葉小高木。中国原産。渡来は古く,庭園などに栽植する。枝は平らに分枝しててのひらを立てたように並び,裏表の区別がない鱗片葉を互生。先のとがった鱗片数対から成る球果をつける。漢方で葉と仁を薬に用いる。 ――のふた面(オモテ) (コノテガシワの葉が表裏定めがたいことから) 物事に両面あって,いずれとも定めがたいこと。「―,儘ならぬ
- たまがしわ 【玉堅磐】 〔「かしわ」は「かたしわ(堅磐)」の転〕 堅い岩の美称。 「難波江の藻に埋もるる―/千載(恋一)」
- たま-がしわ ―ガシハ 【玉堅磐】 (「かしわ」は「かたしわ(堅磐)」の転) 堅い岩の美称。「難波江の藻に埋もるる―/千載(恋一)」
- だきがしわ 【抱柏】 柏紋の一。柏の葉を左右向かい合った形に描いたもの。 →柏