あきの方 意味
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意味
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- あきのかた
- 恵方
- 明きの方 あきのかた 「恵方(エホウ)」に同じ。 ; あきのほう 「恵方(エホウ)」に同じ。
- あきのか 【秋の香】 (1)秋を感じさせるかおり。また,そのもの。特に,松茸(マツタケ)をさす。 「満ち盛りたる―の良さ/万葉 2233」 (2)松茸とハモを使った料理。 ; 【秋の蚊】 秋になっても生き残っている蚊。﹝季﹞秋。《くはれもす八雲旧居の―に/虚子》
- あきのかた 【明きの方】 「恵方(エホウ)」に同じ。
- あきのくれ 【秋の暮れ】 (1)秋の夕暮れ。﹝季﹞秋。《枯枝に烏のとまりけり―/芭蕉》 (2)秋の終わりごろ。晩秋。 →暮れの秋
- あきのこえ ①①- 【秋の声】 秋の気配。風の音,水の音,鳥の鳴き声などから受ける物寂しい秋の感じ。秋声(シユウセイ)。﹝季﹞秋。《帛を裂く琵琶の流や―/蕪村》
- あきのしも ①①- 【秋の霜】 (1)晩秋に置く霜。秋しも。﹝季﹞秋。《手にとらば消ん涙ぞあつき―/芭蕉》 (2)白髪。 「かぞふれば四十(ヨソジ)あまりの―/続拾遺(雑秋)」 (3)〔秋霜(シユウソウ)を訓読した語〕 するどい剣。鋭利な剣。 「―の下に消えはてさせ給ひぬる御事は/太平記 18」
- あきのせみ 【秋の蝉】 (1)秋になってから鳴く蝉。秋蝉(アキゼミ)。 (2)秋になっても鳴いている蝉。﹝季﹞秋。
- あきのそら ①①- 【秋の空】 (1)「秋空(アキゾラ)」に同じ。﹝季﹞秋。《上行くと下来る雲や―/凡兆》 (2)秋の空は変わりやすいことから,人の心の変わりやすいこと,特に異性の心の変わりやすさをいう。 「男心(女心)と―」
- あきのはな ①①- 【秋の花】 (1)秋に咲く花。 (2)菊の異名。
- あきのひ 【秋の日】 俳諧撰集。一巻。加藤暁台門編。1772年刊。蕉門の「冬の日」を継ぐ意図がみられ,暁台一派の蕉風復帰運動の一契機となった撰集。 ; 【秋の日】 (1)秋の一日。﹝季﹞秋。 (2)秋の太陽。秋の日ざし。﹝季﹞秋。
- あきのひ ①①- 【秋の灯】 秋の夜のともしび。秋灯(シユウトウ)((シユウチヨウ))。﹝季﹞秋。《―やゆかしき奈良の道具市/蕪村》
- あきのほう 【明きの方】 「恵方(エホウ)」に同じ。
- あきのみず 【秋の水】 秋のひややかで澄んでいる水。秋水(シユウスイ)。﹝季﹞秋。
- あきのみや 【秋の宮】 〔皇后の唐名「長秋宮(チヨウシユウキユウ)」から〕 皇后。また,皇后の住む宮殿。
- あきのよ 【秋の夜】 端唄・うた沢・小唄の曲名。作詞作曲者未詳。本調子。1859年序の「哇袖鏡(ハウタソデカガミ)」に初めて見える。来ぬ人を待つ秋の夜の長さを唄ったもの。