あきれる 意味
- 【呆れる・惘れる】
(1)好ましくないことについて,意外さ・はなはだしさに驚く。
「―・れるほど気が長い」「―・れてものが言えない」
(2)意外なことに出合って,どうしてよいか分からなくなる。
「心地は―・れて我(アレ)か人かにてあれば/蜻蛉(中)」
- が聞いてあきれる が聞いて呆れる
- 聞いてあきれる 聞いて呆れる
- あきれ 【呆れ・惘れ】 あきれること。 ――が宙返りをする ひどくあきれる。あきれかえる。 「―して葺屋町川岸へ軽わざを出さあ/洒落本・辰巳婦言」 ――が礼(レイ)に来る 「あきれ」を擬人化した語。全くあきれてしまう。 ――もせぬ あきれはてて言う言葉もない。 「とんだ事だ。さりとは―ぬ/黄表紙・見徳一炊夢」
- きれる 【切れる】 (1)一続きのものが,刃物によって力を加えられたり,引っ張られたりして,離ればなれになる。 「ザイルが―・れる」「紙が―・れる」 (2)傷がついたり裂け目ができたりする。また,ひび・あかぎれができる。 「唇が―・れて血が出る」「ひびの―・れた手」「常陸房が太刀は四十二所―・れたりけり/平家 12」 (3)物がこわれたり破れたりする。 「堤防が―・れて大水が出る」「袖口が
- あきれがお 【呆れ顔】 あきれた顔つき。 「―で言う」
- あきれ返る 呆れ返る
- あきれ-いた・し 【呆れ甚し】 (形ク) 事の意外さに驚きあきれる。全く途方にくれる。「語りたまひし夢の心地して,―・くおぼゆれど/浜松中納言 4」
- あきれ-かえ・る ―カヘル [4] 【呆れ返る】 (動ラ五 [四] ) すっかりあきれる。あきれはてる。「あまりのだらしなさに―・る」
- あきれ-がお ―ガホ [0] 【呆れ顔】 あきれた顔つき。「―で言う」
- あきれ-は・てる [5] 【呆れ果てる】 (動タ下一) [文] タ下二 あきれは・つ (1) ひどくあきれる。あきれてあいそをつかす。「―・てて返す言葉もない」 (2) どうしてよいか途方にくれる。「せん方波に駒を控へ,―・てたる有様なり/謡曲・敦盛」
- あき・れる [0] 【呆れる・惘れる】 (動ラ下一) [文] ラ下二 あき・る (1) 好ましくないことについて,意外さ・はなはだしさに驚く。「―・れるほど気が長い」「―・れてものが言えない」 (2) 意外なことに出合って,どうしてよいか分からなくなる。「心地は―・れて我(アレ)か人かにてあれば/蜻蛉(中)」
- あきれいたし 【呆れ甚し】 事の意外さに驚きあきれる。全く途方にくれる。 「語りたまひし夢の心地して,―・くおぼゆれど/浜松中納言 4」
- あきれかえる 【呆れ返る】 すっかりあきれる。あきれはてる。 「あまりのだらしなさに―・る」
- あきれはてる 【呆れ果てる】 (1)ひどくあきれる。あきれてあいそをつかす。 「―・てて返す言葉もない」 (2)どうしてよいか途方にくれる。 「せん方波に駒を控へ,―・てたる有様なり/謡曲・敦盛」
- いきれる 【熱れる・熅れる】 熱くなる。熱気でむっとする。 「此節は日中は大層―・れて凌(シノ)ぎ兼ねます/怪談牡丹灯籠(円朝)」
例文
- 君がそんなにお金を使うとはあきれるばかりだ。
- 社会保証がきいてあきれるよ。
- 結婚が聞いてあきれる!
- すいません。 まったく あきれるわ。➡
- すいません。 まったく あきれるわ。➡
- あきれるわ ルキシーか カレンの冗談よ
- 「まったく、あきれるね、同情するよ」
- ・「あきれるくらい 明日を信じてる」
- ・「それでもまた あきれるくらい」
- ・「それでもまた あきれるくらい」