あくしつ 意味
- 【悪質】
(1)質がわるい・こと(さま)。粗悪。
⇔良質
「―な貨幣」
(2)たちが悪い・こと(さま)。
「―な犯罪」
﹛派生﹜——さ(名)
- 【悪疾】
治りにくく,たちの悪い病気。
- あく-しつ [0] 【悪質】 (名・形動) [文] ナリ (1) 質がわるい・こと(さま)。粗悪。 良質 「―な貨幣」 (2) たちが悪い・こと(さま)。「―な犯罪」 [派生] ――さ(名)
- あくえき-しつ [4] 【悪液質】 主として悪性腫瘍(シユヨウ)で,病気の進んだときに現れる著しい衰弱状態。全身が痩(ヤ)せ,まぶたや足はむくみ,皮膚は貧血によって灰黄色を呈する。
- あくしゃ 【幄舎】 「幄(アク)の屋(ヤ)」に同じ。
- あくしゅ 【握手】 (1)互いに手を握り合うこと。挨拶として,また親愛の気持ちや喜びを共にする表現として行う。 「―を交わす」 (2)〔比喩的に〕 仲直り。和解。協力。 ; 【悪酒】 まずい酒。安物の酒。 ; 【悪趣】 〔仏〕「悪道(アクドウ){(2)}」に同じ。 ⇔善趣 ; 【悪手】 碁・将棋で,自分の形勢を不利にする悪い手。まずい手。
- あくしゅう 【悪習】 よくない習慣。悪い習慣。悪弊。悪風。 「―に染まる」 ; 【悪臭】 いやなにおい。 「―を放つ」
- あくしゅみ 【悪趣味】 (1)品のよくない趣味。 「―な服装」 (2)人のいやがることをわざとやって喜ぶような性格や態度。また,そのさま。 「―な冗談」
- あくしょ 【悪書】 (1)低俗な内容の本。読者や社会に悪い影響を与えるいかがわしい本。 ⇔良書 「―追放」 (2)遊里や好色について書いた本。 ; 【悪所】 (1)山道や坂道などの,特に険しい所。難所。 (2)遊蕩(ユウトウ)する場所。遊里。悪所場。
- あくしょう 【悪性】 性質が悪いこと。特に,身持ちの悪いこと。酒色にふけること。また,そのさま。 「とかくさうした―な男を/浮世草子・禁短気」
- あくしょく 【悪食】 ⇒あくじき(悪食)
- あくしょば 【悪所場】 遊里。悪所。
- あくしょ-おち 【悪所落ち】 遊里に通うこと。「礼場(レイバ)よりすぐに―の内談/浮世草子・一代女 3」
- あくしょ-がね 【悪所金】 遊里で使う金銭。遊蕩(ユウトウ)費。悪性金。「京中の―を借り出す男なり/浮世草子・二十不孝 1」
- あくしょ-ば [0] 【悪所場】 遊里。悪所。
- あくしょ-ぶね [4] 【悪所船】 江戸時代,遊里へ通った船。江戸では吉原通いの猪牙舟(チヨキブネ)が有名。
例文
- また、問題商法(もんだいしょうほう)または悪質商法(あくしつしょうほう)とも言う。