あくたれ-もの 意味
読み方:
意味携帯版
- [0][6]
【悪たれ者】
すぐに乱暴する者。また,悪たれ口をきく者。
- あくたれもの 【悪たれ者】 すぐに乱暴する者。また,悪たれ口をきく者。
- あくたれ 【悪たれ】 (1)憎まれ口をきいたり,乱暴をしたりして人に嫌がらせをすること。また,その人。 「―小僧」 (2)「悪たれ口」に同じ。
- あくたれる 【悪たれる】 乱暴・無法なことを言ったりしたりする。いたずらをする。また,すねる。 「―・れて其の場に行倒れたまゝ鼾をかいたりする/あめりか物語(荷風)」
- あくたれ-ぐち [4] 【悪たれ口】 わざわざ相手を怒らせるように言う言葉。憎まれ口。あくたれ。「―をたたく」
- あくたれぐち 【悪たれ口】 わざわざ相手を怒らせるように言う言葉。憎まれ口。あくたれ。 「―をたたく」
- あく-たれ [0] 【悪たれ】 (1) 憎まれ口をきいたり,乱暴をしたりして人に嫌がらせをすること。また,その人。「―小僧」 (2) 「悪たれ口」に同じ。
- あくた 【芥】 ごみ。ちり。くず。転じて,つまらないもの。 「最愛(イトオシ)みし人は―の如く我を悪(ニク)めるよ/金色夜叉(紅葉)」
- あくた-もくた (「芥藻屑(アクタモクズ)」の転という) (1) 何の役にも立たないつまらないもの。がらくた。「ただ―をかきながせ/戴恩記」 (2) 欠点。短所。また,人の欠点をあげて悪口を言うこと。「充満坪の煤はきするやうに―をまけ出して/洒落本・船頭部屋」
- にくたれ-ぐち [4] 【憎たれ口】 憎たらしいものの言い方。にくまれ口。「―をきく」
- ねくたれる 【寝腐れる】 寝て,髪の毛や着衣が乱れる。 「―・れた姿」
- ねくたれ-がみ [4] 【寝腐れ髪】 寝て乱れた髪。寝乱れ髪。
- あくたもくた 〔「芥藻屑(アクタモクズ)」の転という〕 (1)何の役にも立たないつまらないもの。がらくた。 「ただ―をかきながせ/戴恩記」 (2)欠点。短所。また,人の欠点をあげて悪口を言うこと。 「充満坪の煤はきするやうに―をまけ出して/洒落本・船頭部屋」
- あくたい 【悪態】 憎まれ口。悪口。あくたい口。あくたれ口。 「―の限りを尽くす」 ――をつ・く (面と向かって)悪口を言う。
- あくたい-ぐち [3] 【悪態口】 「あくたい」に同じ。
- あくたがわ 【芥川】 (1)大阪府と京都府の境にある明神岳付近に源を発し,南流して高槻市付近で淀川に注ぐ川。また,その近辺の高槻市の地名。((歌枕))「人をとく―てふ津の国の名にはたがはぬものにぞありける/拾遺(恋五)」 (2)狂言の一。生田八幡に参詣する生姜手(シヨウガデ)の男と足の悪い男とが,芥川を渡り,互いに和歌でひやかし合う。脛薑(スネハジカミ)。 ; 【芥川】 姓氏の一。