あくど・し 意味
読み方:
意味携帯版
- (形ク)
あくどい
- し-あくどう ―アクダウ [2] 【四悪道】 四悪趣
- あくどい 〔「あく」は灰汁(アク)の意,「どい」は接尾語。あくが強い,の意〕 (1)色などがくどくて,いやな感じだ。どぎつい。 「立て看板の―・い絵」 (2)やり方が度を超していて,たちが悪い。 「―・い手口」「―・い広告」 ﹛派生﹜——さ(名)
- あくどう 【悪道】 (1) ◎ 歩きにくい道。悪路。 (2) ②◎ 〔仏〕 この世での悪事の報いとして,死後におちる苦悩の世界。六道のうちの地獄・餓鬼・畜生の三道。悪趣。 (3) ②◎ 悪いおこない。酒色にふけること。放蕩(ホウトウ)。 「人の小息子そそのかし―に引き入れる/浄瑠璃・生玉心中(上)」 ; 【悪童】 いたずらをする子。いたずらっ子。
- あくどし ⇒あくどい
- あくど・い [3] (形) [文] ク あくど・し (「あく」は灰汁(アク)の意,「どい」は接尾語。あくが強い,の意) (1) 色などがくどくて,いやな感じだ。どぎつい。「立て看板の―・い絵」 (2) やり方が度を超していて,たちが悪い。「―・い手口」「―・い広告」 [派生] ――さ(名)
- ごあくどう 【五悪道】 ⇒五悪趣(ゴアクシユ)
- ご-あくどう ―アクダウ [3] 【五悪道】 五悪趣
- さん-あくどう ―アクダウ [4] 【三悪道】 (仏) (連声して「さんなくどう」「さんまくどう」とも) 死者が悪業(アクゴウ)のために行く,地獄道・餓鬼道・畜生道の三つの世界。三悪趣。三趣。
- しあくどう 【四悪道】 ⇒四悪趣(シアクシユ)
- くど・し 【諄し】 (形ク) くどい
- し-あく [0] [1] 【至悪】 この上なく悪いこと。最大の悪。
- さんあくどう 【三悪道】 〔仏〕 〔連声して「さんなくどう」「さんまくどう」とも〕 死者が悪業(アクゴウ)のために行く,地獄道・餓鬼道・畜生道の三つの世界。三悪趣。三趣。
- くどくど-し・い [5] (形) [文] シク くどくど・し きわめてしつこい。非常にくどい。くだくだしい。「―・く言い訳をする」
- し-あくしゅ [2] 【四悪趣】 (仏) 四つの悪趣。六道の中の四つの悪道。地獄・餓鬼・畜生・修羅をいう。四悪道。四趣。
- がん-い-し-くどく グワン― 【願以此功徳】 (連語) (「がんにしくどく」とも) (1) この経文の功徳によって一切衆生が極楽に往生できますようにとの意。念仏の終わりに唱える。「念仏高声に…―と廻向して/義経記 6」 (2) 転じて,おしまい。最後。「しまった」の意にも用いる。「はや暮れて驚き―空ぶくろかたげて都に帰る/浮世草子・永代蔵 3」