あく-ぬけ 意味
読み方:
意味
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【灰汁抜け】
(名)スル
(1)(野菜などの)あくが抜けてすっきりすること。
(2)すっきりと洗練されること。あかぬけ。「―した人」
(3)取引で,悪材料ができって相場がそれ以上下がらなくなること。
- あくぬけ 【灰汁抜け】 (1)(野菜などの)あくが抜けてすっきりすること。 (2)すっきりと洗練されること。あかぬけ。 「―した人」 (3)取引で,悪材料ができって相場がそれ以上下がらなくなること。
- ぬけ 【抜け】 (1)あるはずのものがないこと。抜けていること。 「名簿に―がある」 (2)知恵の足りないこと。また,その人。 (3)責任を逃れるための言葉。ぬけぐち。 「狂言綺語の―はあれど/歌舞伎・水天宮」 (4)「抜け風(フウ)」に同じ。
- ぬけ-ぬけ 【抜け抜け】 ■一■ [1] [3] (副) (多く「と」を伴って) (1) ずうずうしく平気なさま。無恥で厚かましいさま。「―とうそをつく」 (2) 間の抜けているさま。愚かなさま。「子細を問へば,返事もせず。―とぞ見えける/沙石 8」 ■二■ [0] (形動ナリ) 一人ずつひそかに列から抜けるさま。「先駆けのつはものども,―に赤坂の城へ向つて/太平記 6」
- ぬけぬけ 【抜け抜け】 ※一※ ①③ (副) (多く「と」を伴って) (1)ずうずうしく平気なさま。無恥で厚かましいさま。 「―とうそをつく」 (2)間の抜けているさま。愚かなさま。 「子細を問へば,返事もせず。―とぞ見えける/沙石 8」 ※二※ ◎ (形動ナリ) 一人ずつひそかに列から抜けるさま。 「先駆けのつはものども,―に赤坂の城へ向つて/太平記 6」
- あか-ぬけ [0] [4] 【垢抜け】 (名)スル あかぬけること。洗練されていること。「都会育ちだけに―している」
- いい-ぬけ イヒ― [0] 【言(い)抜け】 言い抜けること。言いのがれ。
- うら-ぬけ [0] 【裏抜け】 (名)スル 表に印刷したインクの一部が裏ににじみ出ること。
- うり-ぬけ [0] 【売(り)抜け】 取引で,買い玉(ギヨク)を相場の下がらないうちに売り尽くしてしまうこと。売り逃げ。
- おき-ぬけ [0] 【起(き)抜け】 寝床から起き出してすぐのこと。起きがけ。起きしな。「―に散歩に出る」
- かご-ぬけ [0] 【籠脱け】 (1) 籠や建物に入り,中にいると見せかけて別の口から抜け出ること。 (2) 江戸時代に行われた放下(ホウカ)芸の一。身を躍らせて籠の中をくぐりぬける曲芸。
- かた-ぬけ [0] 【肩抜け】 負担や責任などがなくなり楽になること。「それからは謙作も幾らか気持に―が出来た/暗夜行路(直哉)」
- きぬけ 【気抜け】 気の張りをなくしたり,放心したりしてぼんやりすること。 「小芳が幾度も恍惚(ウツトリ)―のするやうなのを/婦系図(鏡花)」
- き-ぬけ [0] 【気抜け】 (名)スル 気の張りをなくしたり,放心したりしてぼんやりすること。「小芳が幾度も恍惚(ウツトリ)―のするやうなのを/婦系図(鏡花)」
- こし-ぬけ [0] 【腰抜け】 (1) 腰に力がはいらず,立てないこと。また,その人。 (2) 臆病(オクビヨウ)者。いくじなし。弱虫。「―侍」