あけやら-ぬ 意味
読み方:
意味
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- 【明けやらぬ】
(連語)
まだ夜が十分明けきっていない。「―空」
- あけやらぬ 【明けやらぬ】 まだ夜が十分明けきっていない。 「―空」
- やら-ぬ (連語) (動詞「やる(遣)」の未然形「やら」に打ち消しの助動詞「ず」の連体形の付いたもの) (次に来る名詞を修飾する形で)動詞の連用形に付いて,その動作が完全には終わっていない意を表す。「明け―空」「消え―雪」 (現代語では,主として書き言葉において慣用的な表現として用いる)
- たけやらい 【竹矢来】 竹を縦・横に粗く組み合わせて作った囲い。竹の組み方で,角(カク)矢来・菱(ヒシ)矢来などがある。
- 明けやらぬ あけやらぬ まだ夜が十分明けきっていない。 「―空」
- きえやら-ぬ 【消えやらぬ】 (連語) (消えようとして)まだ消えないでいる。「―たそがれの光」
- さめ-やら-ぬ 【覚め遣らぬ・醒め遣らぬ】 (連語) まだすっかり覚めていない。「夢―面持ち」
- あけやすい 【明け易い】 夏の夜が短く,夜が明けるのが早いさま。﹝季﹞夏。《明易き第一峰のお寺かな/虚子》
- けや きわだって,あざやかなさま。 「寒水の心も―に思ほゆる/万葉 3875」
- やら 〔「にやあらむ」の転である「やらん」から。中世後期以降の語〕 ※一※ (副助) 体言および体言に準ずる語,一部の副詞,助詞などに付く。 (1)〔疑問・不定を表す語に付いて〕 不確実であるという意を表す。 「君の要求は何のこと―見当がつかない」「いつの間に―日が暮れていた」 (2)〔「とやら」の形で〕 はっきり言わずに,ぼかして言うときに用いる。 「山田と―いう人」「どこと―抜け
- ぬ (1)五十音図ナ行第三段の仮名。歯茎鼻音の有声子音と後舌の狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「ぬ」は「奴」の草体。片仮名「ヌ」は「奴」の旁(ツクリ)。 ; 【沼】 ぬま。 「埴安(ハニヤス)の池の堤の隠り―の/万葉 201」 ; 完了の助動詞。ナ行変格型活用。用言および助動詞「る・らる」「す・さす」「しむ」などの連用形に接続する。 (1)動作・作用が完了すること,また,すで
- やら-やら (感) 驚いたり,感動したりした時に発する語。おやおや。まあまあ。「―めでたやめでたやな/狂言・雁雁金」
- あけ 【開け】 始まったばかりであること。他の語と複合して用いられる。 「シーズン―」「口―」 ; 【明け】 (1)夜が明けること。明け方。 ⇔暮れ 「―の明星」 (2)他の語と複合して用いられる。(ア)ある期間が終わること。また,終わった直後。 「連休―」「梅雨―」(イ)新しい年,新しい日に替わること。「―四歳の馬」 ; 【朱・緋】 (1)赤い色。緋色(ヒイロ)・朱色・
- やらやら 驚いたり,感動したりした時に発する語。おやおや。まあまあ。 「―めでたやめでたやな/狂言・雁雁金」
- おけや 【桶屋】 桶の製造・修繕を職業とする人。また,その家。
- かけや 【掛屋・懸屋】 江戸時代,幕府・諸藩の蔵屋敷に出入りして,蔵物の処理や代金の出納に当たり,また金銭の融通や両替をした御用商人。 ; 【掛(け)矢】 樫(カシ)などで作った大形の槌(ツチ)。杭(クイ)などを打ち込むときや,物を打ち壊したりするのに用いる。