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あけ-ぐれ 意味

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  • 【明け暗れ】
    明け方のまだ薄暗い頃。「―の朝霧隠り鳴く鶴の/万葉 509」

  • あけぐれ    【明け暗れ】 明け方のまだ薄暗い頃。 「―の朝霧隠り鳴く鶴の/万葉 509」
  • ぐれ    〔「ぐれはま」の略〕 (1)物事のくいちがうこと。合わないこと。 「―の来ぬ内さあござんせと/浄瑠璃・新版歌祭文」 (2)まともな道からはずれること。また,その者。 ; メジナの異名。
  • あけ    【開け】 始まったばかりであること。他の語と複合して用いられる。 「シーズン―」「口―」 ; 【明け】 (1)夜が明けること。明け方。 ⇔暮れ 「―の明星」 (2)他の語と複合して用いられる。(ア)ある期間が終わること。また,終わった直後。 「連休―」「梅雨―」(イ)新しい年,新しい日に替わること。「―四歳の馬」 ; 【朱・緋】 (1)赤い色。緋色(ヒイロ)・朱色・
  • ぐれり-ぐれり    (副) 揺れ動いて安定しないさま。「蜑(アマ)小舟,―とかはり行く,男心は頼みなや/浄瑠璃・松風村雨」
  • おお-ぐれ    オホ― 【大塊】 (形動ナリ) 体格が大きいさま。おおがら。「恰好こそは―なれ/浄瑠璃・今宮心中(下)」
  • くれ-ぐれ     【呉呉】 (副) (「呉呉」は当て字) 何度も繰り返すさま。こまごまと念を入れるさま。「有つる様を―と語りて/長谷寺霊験記」
  • ぐれつ    【愚劣】 ばからしく何の価値もない・こと(さま)。 「―極まる考え」「―な奴」 ﹛派生﹜——さ(名)
  • ぐれる    〔「ぐれ」の動詞化〕 (1)少年や青年が,生活態度が乱れ,反社会的・反抗的な行動をするようになる。不良になる。 「高校に入ってから急に―・れ出した」 (2)見込みがはずれる。 「但しは目算が―・れたのか/浄瑠璃・契情小倉の色紙」
  • ぐれん    【紅蓮】 (1)盛んに燃え上がる炎の色にいう語。 「紅蓮地獄」を紅の炎の燃え立つ所と誤認したところからいう。まっか。「―の炎」 (2)〔仏〕 紅色の蓮(ハス)の花。紅蓮華(グレンゲ)。
  • ぐれ宿    ぐれやど 乞食・浮浪者などを泊める下等な宿。 「地獄婆あと名の高い,何でも引込む―さ/歌舞伎・小袖曾我」
  • ぐれ-はま     [0] 「ぐりはま」の転。
  • ぐれ-やど     【ぐれ宿】 乞食・浮浪者などを泊める下等な宿。「地獄婆あと名の高い,何でも引込む―さ/歌舞伎・小袖曾我」
  • こぐれ    【木暗・木暮れ】 木の下の暗い所。 「雨すぐると山の道の―より/新撰六帖 5」 ; 【木暮】 姓氏の一。
  • こ-ぐれ     【木暗・木暮れ】 木の下の暗い所。「雨すぐると山の道の―より/新撰六帖 5」
  • しぐれ    【時雨】 (1)初冬の頃,一時,風が強まり,急にぱらぱらと降ってはやみ,数時間で通り過ぎてゆく雨。冬の季節風が吹き始めたときの,寒冷前線がもたらす驟雨(シユウウ)。村時雨・小夜(サヨ)時雨・夕時雨・涙の時雨などの言い方がある。「―が通り過ぎる」「―する稲葉の山のもみぢばは/沙石 5」﹝季﹞冬。《いそがしや沖の―の真帆片帆/去来》 (2)「時雨煮」の略。 (3)涙を落として泣くさまにたとえ