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あげ-ざま 意味

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  • 【上げ様】
    上の方へ上げるようにすること。「鎧の草摺はねあげ,―に三刀(ミカタナ)さす/太平記 38」

  • あげざま    【上げ様】 上の方へ上げるようにすること。 「鎧の草摺はねあげ,―に三刀(ミカタナ)さす/太平記 38」
  • ざま    【様・態】 〔「さま(様)」の転〕 ※一※ ② (名) 様子や格好などを,ののしったりあざけったりしていう語。 「その―はなんだ」 ※二※ (接尾) ⇒さま※三※□二□(1) ――は無・い 体裁が悪い,みっともない話だ,の意の俗語的な言い方。 「肝心のところで三振じゃ―・いよ」 ――(を)見ろ 人の失敗・不運に対して,心中愉快だと思いながら発するののしりの言葉。それ見たこ
  • あげ    【揚(げ)】 (1)(「上げ」とも書く)着物の丈や裄(ユキ)を長めに仕立て,余分を肩・腰などで畳んで縫い上げておくこと。また,その畳んだ部分。 「―をおろす」 (2)油で揚げること。また,揚げたもの。他の語と複合して用いられる。 「さつま―」 (3)「油揚げ」の略。 (4)客が遊女などを遊興の場へ呼ぶこと。また,遊女・芸者などを一昼夜通して買うこと。 「小かんが―の侍も/浄瑠璃・
  • あし-ざま     [0] 【悪し様】 (名・形動) [文] ナリ 事実を曲げて,悪く言ったり解釈したりする・こと(さま)。 よさま 「人を―に言う」
  • いい-ざま    イヒ― [0] 【言(い)様】 (古くは「いいさま」とも) ■一■ (名) 言い方。言いぶり。「―が気に入らない」 ■二■ (副) 言うと同時に。言うやいなや。「『悔しい』と―泣き伏した」
  • いき-ざま     [0] 【生き様】 生きていくにあたってのありさま。生き方のようす。「すさまじいまでの―」
  • いざま    【居様】 座っているようす。いずまい。
  • い-ざま    ヰ― [0] 【居様】 座っているようす。いずまい。
  • うえ-ざま    ウヘ― 【上方】 上の方。「―へ蹴上げ/宇治拾遺 12」
  • おく-ざま     【奥様・奥方】 (1) 内ヘ深く入った方。奥の方。「―へゐざり入り給ふさま/源氏(末摘花)」 (2) 奥州(オウシユウ)方面。「これより―までも行きたけれども/とはずがたり 4」
  • かき-ざま     【書き様】 書きぶり。書風。「すぢかはり故ある―なり/源氏(初音)」
  • かざま    【風間】 (1)風の絶え間。かぜま。 「桜花あやしかりけり春の―は/宇津保(吹上・上)」 (2)風の吹いている間。 「雨降―には転んだりなにか致さぬで/滑稽本・浮世風呂 2」
  • かた-ざま     【方様】 (1) 方向。方角。「北の陣の―に歩みゆくに/枕草子(二四四・能因本)」 (2) 物事の方面。分野。向き。「かかる―をおぼし好みて心ざし給ふが/源氏(乙女)」 (3) その人の側。身内。「前右大将宗盛卿の―の人は/平家 3」
  • かみ-ざま     【上様・上方】 (古くは「かみさま」とも) (1) 上の方。 下様 「額より―にさくりあげ/枕草子 25」 (2) 上流社会。また,上流社会の人々。「世の末になれば,―までも入りたつるわざにこそ侍れ/徒然 119」 (3) (京都では北を上(カミ)といったことから) 京都で,北の方角。「四条より―の人/徒然 50」
  • こう-ざま    カウ― [0] 【格狭間・香狭間】 壇・台などの側面や唐戸などに施される,上部は火灯形,下部は椀形の曲線から成る装飾的な刳(ク)り形。古くは牙象(ゲジヨウ)・眼象(ゲンシヨウ)((ゲジヨウ))といった。