あげ-や 意味
読み方:
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【揚屋】
江戸時代,太夫(タユウ)・格子など上級の遊女を呼んで遊ぶ家。江戸では宝暦(1751-1764)頃廃れた。
- あげ 【揚(げ)】 (1)(「上げ」とも書く)着物の丈や裄(ユキ)を長めに仕立て,余分を肩・腰などで畳んで縫い上げておくこと。また,その畳んだ部分。 「―をおろす」 (2)油で揚げること。また,揚げたもの。他の語と複合して用いられる。 「さつま―」 (3)「油揚げ」の略。 (4)客が遊女などを遊興の場へ呼ぶこと。また,遊女・芸者などを一昼夜通して買うこと。 「小かんが―の侍も/浄瑠璃・
- や (1)五十音図ヤ行第一段の仮名。硬口蓋と前舌との間を狭めて発する半母音と後舌の広母音とから成る音節。 (2)平仮名「や」は「也」の草体。片仮名「ヤ」は「也」の草体の楷書化。 ; 【屋・家】 ※一※ ① (名) (1)いえ。建物。 「我が―」「蚕(コ)―」「―並み」 (2)屋根。 「―の上には糸を染めて色々葺(フ)かせて/竹取」 ※二※ (接尾) 名詞に付く。 (1)商売を
- や-いな-や 【や否や】 (連語) (接続助詞または係助詞「や」に副詞「いな」,間投助詞「や」の付いたもの) (1) ( (2) からの転用) 活用語の終止形に付いて,同時に,または引き続いて,事が行われるさまを表す。…すると同時に。…するとすぐに。…するが早いか。「家に帰る―,かばんをほうり出して,遊びに出かけていってしまった」「来る―,此様な赤い魚や黒い魚を出いて,何やらむつかしい料理を云付られ
- あき-あげ [0] 【秋上げ】 稲刈りなど,その年の農事がすべて終わること。また,その祝い。秋収め。
- あげお 【上尾】 埼玉県中部の市。近世,中山道の宿場町・市場町。第二次大戦後は工場進出で都市化が進む。 ; 【上緒】 冠の左右に付けて頭上に引き上げ,髻(モトドリ)の所で結んだ緒。平安後期には形式化して,巾子(コジ)の根に留めた。
- あげく 【挙(げ)句・揚(げ)句】 〔(2) が原義〕 (1)いろいろやってみた結果。結局のところ。副詞的にも用いる。 「さんざん苦労した―がこの始末だ」「いろいろ難癖をつけた―,何も買わずに帰った」 (2)連歌・連句において最後の句のこと。 ⇔発句(ホツク) ――の果て 「挙げ句」を強調した言い方。いろいろな経過をへた最後。とどのつまり。
- あげず 【上げず】 間をおかないで。 「三日に―やってくる」
- あげた 【上げ田・高田】 高い土地にある田。 ⇔下田(クボタ) 「その兄―を作らば,汝命(イマシミコト)は下田(クボタ)を営(ツク)りたまへ/古事記(上訓)」
- あげち 【上知・上地】 江戸時代,幕府が大名・旗本・御家人から,また大名が家臣から,それぞれの知行地を没収すること。また,その土地。じょうち。
- あげて 【挙げて】 (1)すべて。のこらず。こぞって。 「野党は―反対した」 (2)いちいち。ひとつひとつ。 「心を悩ますことは―計ふべからず/方丈記」
- あげど 【揚(げ)戸】 (1)たてみぞに沿って上げ下げする戸。 (2)戸の上部を蝶番(チヨウツガイ)で取り付け,上につり上げてあける戸。
- あげに 【揚(げ)煮】 煮崩れしやすい材料などを,いったん油で揚げてから煮る調理法。 ; 【揚(げ)荷】 船から陸揚げされた荷。
- あげは 【揚羽】 アゲハチョウの略。
- あげば 【揚(げ)場・上(げ)場】 (1)船荷を陸揚げする場所。 (2)(「上げ場」と書く)取引で,株式などを売買の場にのぼすこと。
- あげふ 【揚げ麩】 生麩(ナマフ)を油で揚げたもの。