あこがる 意味
- あこがれ 【憧れ・憬れ】 あこがれること。憧憬(ドウケイ)((シヨウケイ))。 「―を抱く」「少年の―のまと」
- あこがれて 切望して
- あこがれる 【憧れる・憬れる】 〔「あくがる」の転〕 (1)理想とするものに強く心がひかれる。 「映画スターに―・れる」「情熱的な恋に―・れる」「只徒らに―・れて両手を延ばすのみ/めぐりあひ(四迷)」 (2)(ある物に心がひかれて)ふらふらとさまよい出る。 「名月に鞭をあげ,そことも知らず―・れ行く/平家 6」 (3)気をもむ。 「母は―・れ火を吹消し/浄瑠璃・大経師(中)」
- あこが・る 【憧る・憬る】 (動ラ下二) あこがれる
- あこが・れる [0] 【憧れる・憬れる】 (動ラ下一) [文] ラ下二 あこが・る (「あくがる」の転) (1) 理想とするものに強く心がひかれる。「映画スターに―・れる」「情熱的な恋に―・れる」「只徒らに―・れて両手を延ばすのみ/めぐりあひ(四迷)」 (2) (ある物に心がひかれて)ふらふらとさまよい出る。「名月に鞭をあげ,そことも知らず―・れ行く/平家 6」 (3) 気をもむ。「母は―
- こがる 【焦がる】 ⇒こがれる
- おこがる 【痴がる】 ばからしいと思う。愚かだと思う。 「この聞く男ども―・り嘲りて/宇治拾遺 2」
- したこがる 【下焦がる】 表に出さないで心の中で思い焦がれる。 「なにはめのすくもたく火の―・れ上はつれなきわが身なりけり/千載(恋一)」
- もえこがる 【燃え焦がる】 (1)燃えて黒く焦げる。 (2)ひどく恋いこがれる。 「―・れ身をきるばかり佗しきは/玉葉(恋三)」
- 陸にあこがれた 動けない; 行動困難な
- 役人にあこがれる人 官職に目がくらむ人
- しょうそこがる 【消息がる】 手紙を出したいと思う。 「すいたる田舎人ども,心かけ,―・る,いと多かり/源氏(玉鬘)」
- あこ 【吾子】 〔古くは「あご」〕 ※一※ (名) わが子。 「―の御宿世にて,おぼえぬ事のあるなり/源氏(須磨)」 ※二※ (代) (1)二人称。自分の子や目下の者を親しんで呼ぶ語。 「―をこそは恋しき御形見にも見るべかめれ/源氏(真木柱)」 (2)一人称。中世以降,子供が用いた。 「―が飯に打かけて食うた/咄本・昨日は今日」 ; 【彼所】 〔近世上方語〕 遠称の指示代
- こが 【古河】 茨城県西端の市。室町時代,古河公方の根拠地。近世,土井氏らの城下町。日光街道の宿場町として繁栄。現在は電気機器・機械・化学などの工業が発達。 ; 【古賀】 福岡県北西部,糟屋(カスヤ)郡の町。福岡市に近く,住宅・工業地化が進む。北西は玄海国定公園となる。 ; 【古画】 昔の人が描いた絵。昔の絵画。 ; 【古雅】 古風でみやびな・こと(さま)。 「古代の人像は―に
- あこう 【赤穂】 兵庫県南西部,播磨灘(ハリマナダ)に面する市。近世,浅野氏入封後,製塩業が盛んになった。浅野氏断絶後,森氏の城下町。現在,播磨臨海工業地域の一部。 ; 【阿衡】 〔書経(太甲上)〕 摂政・関白の異名。 〔「阿」は「よりかかる」,「衡」は「はかり」の意。王がこれによって公正を得る意。殷(イン)の大臣伊尹(イイン)の任じられた官名〕 ; 【亜綱】 生物分類上,綱に設けら
例文
- 日本国内の農村不況や、一発あてたい「大陸浪人」、あるいは満州馬賊にあこがる風潮が生まれ、またそれが煽られた。