あこや-がい 意味
読み方:
意味
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- ―ガヒ [3]
【阿古屋貝】
(昔,阿古屋の浦に多く産したので)
海産の二枚貝。殻長約10センチメートル。殻表は雲母状の殻片におおわれ,黒褐色で白斑が入る。内面には強い真珠光沢がある。養殖真珠の母貝とする。本州中部以南に広く分布。真珠貝。
- あこやがい 【阿古屋貝】 〔昔,阿古屋の浦に多く産したので〕 海産の二枚貝。殻長約10センチメートル。殻表は雲母状の殻片におおわれ,黒褐色で白斑が入る。内面には強い真珠光沢がある。養殖真珠の母貝とする。本州中部以南に広く分布。真珠貝。
- あこや 【阿古屋】 (1)愛知県半田市付近の古地名。 (2)「阿古屋珠(アコヤダマ)」の略。 (3)米の粉で作った小さな餅。阿古屋珠に形が似ることから。 ; 【阿古屋】 平景清(タイラノカゲキヨ)の恋人といわれる伝説上の人物。「あこう」とも。浄瑠璃「出世景清」「壇浦兜軍記(ダンノウラカブトグンキ)」などに登場。
- あこやだま 【阿古屋珠】 真珠。あこや。 「伊勢の海のあまのしわざの―/古今六帖 3」
- あこや-だま 【阿古屋珠】 真珠。あこや。「伊勢の海のあまのしわざの―/古今六帖 3」
- あこや-の-まつ 【阿古屋の松】 現在の山形県山形市,千歳山の松。阿古耶姫と松の精にかかわる話や実方にまつわる話が伝わる。謡曲「阿古屋松」はこれらの語に基づく。((歌枕))「陸奥(ミチノク)の―に木(コ)がくれていづべき月のいでもやらぬか/平家 2」
- あこやのまつ 【阿古屋の松】 現在の山形県山形市,千歳山の松。阿古耶姫と松の精にかかわる話や実方にまつわる話が伝わる。謡曲「阿古屋松」はこれらの語に基づく。((歌枕))「陸奥(ミチノク)の―に木(コ)がくれていづべき月のいでもやらぬか/平家 2」
- あこやのことぜめ 【阿古屋の琴責】 浄瑠璃「壇浦兜軍記」三段目の口の通称。阿古屋の琴・三味線・胡弓(コキユウ)演奏の場を見せ場とする。
- あこや-の-ことぜめ 【阿古屋の琴責】 浄瑠璃「壇浦兜軍記」三段目の口の通称。阿古屋の琴・三味線・胡弓(コキユウ)演奏の場を見せ場とする。
- こやすがい 【子安貝】 タカラガイ科に属する大形の巻貝の俗称。特に,ハチジョウダカラをさすことが多い。殻は卵形で光沢があって厚く堅い。古くから,安産のお守りとされた。
- こやす-がい ―ガヒ [3] 【子安貝】 タカラガイ科に属する大形の巻貝の俗称。特に,ハチジョウダカラをさすことが多い。殻は卵形で光沢があって厚く堅い。古くから,安産のお守りとされた。
- あこ 【吾子】 〔古くは「あご」〕 ※一※ (名) わが子。 「―の御宿世にて,おぼえぬ事のあるなり/源氏(須磨)」 ※二※ (代) (1)二人称。自分の子や目下の者を親しんで呼ぶ語。 「―をこそは恋しき御形見にも見るべかめれ/源氏(真木柱)」 (2)一人称。中世以降,子供が用いた。 「―が飯に打かけて食うた/咄本・昨日は今日」 ; 【彼所】 〔近世上方語〕 遠称の指示代
- こや からだの重さ。また,身のこなし。 「おりやあ―が重いから,階子(ハシゴ)乗りは真平だ/歌舞伎・階子乗出初晴業」 ; 【小矢】 普通より矢束の短い矢。 〔普通の矢は十二束(一束は一握り)とされた〕 ; 【小屋】 (1)小さく,簡単な造りの粗末な建物。また,仮に建てた小さな建物。 (2)芝居などを興行する建物。 (3)江戸時代,城中や藩主の屋敷内にあった藩士の住居。 (4)
- あこう 【赤穂】 兵庫県南西部,播磨灘(ハリマナダ)に面する市。近世,浅野氏入封後,製塩業が盛んになった。浅野氏断絶後,森氏の城下町。現在,播磨臨海工業地域の一部。 ; 【阿衡】 〔書経(太甲上)〕 摂政・関白の異名。 〔「阿」は「よりかかる」,「衡」は「はかり」の意。王がこれによって公正を得る意。殷(イン)の大臣伊尹(イイン)の任じられた官名〕 ; 【亜綱】 生物分類上,綱に設けら
- あこぎ 【阿漕】 ※一※ (名) 三重県津市の海岸の辺りの地名。昔,伊勢神宮に供える魚をとるための禁漁域であった。漁師が密漁して捕らえられたという話が謡曲「阿漕」などにあるが,「古今六帖 3」の「逢ふ事を阿漕の島にひく網のたび重ならば人も知りなむ」に基づく後世の付会とされる。「阿漕が浦」「阿漕の島」などと和歌に詠まれた。((歌枕)) ※二※ ①◎ (形動) 〔※一※ の歌・伝説から,しつこくず
- あこだ 【阿古陀】 「阿古陀瓜(ウリ)」「阿古陀形(ナリ)」の略。