あさあらし 意味
- あさ-あらし [3] 【朝嵐】 朝に吹く強い風。
- さあさあ 人を誘ったり促したりするときに発する語。 「―もう起きなさい」
- あさあさ 【浅浅】 ※一※ (副) (1)浅いさま。うっすらとしたさま。 「―と萌初(モエソ)めた麦畠は/破戒(藤村)」 (2)軽く考えるさま。 「父の詠をだにも―と思ひたりし上は/後鳥羽院御口伝」 ※二※ (名) 〔女房詞〕 浅漬けの漬物。 「なかはしより―まゐる/御湯殿上(天正一四)」
- あさあさしい 【浅浅しい】 考えが浅い。あさはかだ。軽々しい。 「心―・き人に/文づかひ(鴎外)」
- あさあさ-し・い [5] 【浅浅しい】 (形) [文] シク あさあさ・し 考えが浅い。あさはかだ。軽々しい。「心―・き人に/文づかひ(鴎外)」
- あさあけ 【浅緋】 薄い緋色(ヒイロ)。また,その色の袍(ホウ)。平安時代,五位の者が着た。うすひ。 ; 【朝明け】 朝,空が明るくなること。また,その頃。あさけ。
- あさあめ 【朝雨】 朝降る雨。 ――馬に鞍(クラ)置け 朝雨はすぐにあがるものだから,馬に鞍を置いて外出の用意をしておけ,の意。 ――に傘(カサ)要(イ)らず 朝雨はすぐにあがるものだから,傘の用意はいらない,の意。 ――は女の腕まくり 朝雨はすぐにあがるものだから,女の腕まくりと同様,大して気にかけることはない。
- さあらぬ 【然有らぬ】 なにげない。なにくわぬ。さらぬ。 「―体(テイ)に答ふるを聞ながらも/鉄仮面(涙香)」
- あらし 【嵐】 姓氏の一。 ; 【荒し・粗し】 ⇒あらい(荒) ⇒あらい(粗) ; 【荒らし】 名詞に付いて,荒らすこと,また荒らす人の意を表す。 「賭場(トバ)―」「道場―」 ; 【嵐】 (1)激しく吹く風。暴風。烈風。 (2)激しく荒れ狂う風雨。暴風雨。 (3)(比喩的に)事件や騒ぎ。また,感情のゆれ。 「学園紛争の―もやっと静まった」「激しい感情の―」 ――の前
- あらあらし 【粗粗し】 粗雑でおおざっぱである。粗末である。 「(邸ハ)新しう清げに造りたれど,さすがに―・しくて/源氏(浮舟)」
- あらあらしい 【荒荒しい】 (1)勢いが強く激しい。非常に乱暴だ。荒っぽい。 「―・い語気」「―・い動作」 (2)無骨である。 「げにいと―・しくふつつかなるさましたる翁の/源氏(浮舟)」 ﹛派生﹜——げ(形動)——さ(名)
- あおあらし 【青嵐】 青葉のころに吹くやや強い風。せいらん。﹝季﹞夏。
- あお-あらし アヲ― [3] 【青嵐】 青葉のころに吹くやや強い風。せいらん。 [季] 夏。
- あらい-ざらし アラヒ― [0] 【洗い晒し】 何度も洗って布の色がさめ,張りがなくなること。また,そのもの。「―の浴衣」
- あらしお 【荒潮】 激しい潮の流れ。 「―の塩の八百道(ヤオジ)の/祝詞(六月晦大祓)」
例文
- 朝嵐 大三郎(あさあらし だいさぶろう、1943年7月8日 - )は大阪府大阪市南区出身の元大相撲力士である。