あさいな 意味
- あさいながまさ 【浅井長政】 (1545-1573) 戦国時代の武将。近江国小谷城主。織田信長の妹お市をめとり勢力を増したが,のち朝倉義景と結んで信長に敵対。1570年姉川の戦いに大敗し,73年小谷城で自刃。淀君(ヨドギミ)の父。
- あさい 【朝寝】 あさね。 「酔ひくたびれて―したる所を/徒然 175」 ; 【浅井】 姓氏の一。 ; 【浅い】 (1)表面や外側から底や奥までの距離が短い。 「―・い川」「―・いほらあな」 (2)(外傷について)深く内部にまで達していない。 「傷は―・いぞ」 (3)到達度が低い。十分な程度に達していない。「理解が―・い」「思慮が―・い」「経験が―・い」「つきあいが―・い」{
- さいな (1)相手の言うことを受けて肯定・同意を表す語。そうですよ。ほんとうに。まったく。いかにも。 「『ようなう影も形も見えぬ』『―,こりやまあどうして遅いことぢや』/浄瑠璃・忠臣蔵」 (2)相手の言葉を受けて,自分の考えを述べる前置きにいう語。それはですね。そうですね。 「『や,言へとは何を』『―,お前の心のな,それ縺れ髪』/浄瑠璃・関取千両幟」 〔「さいの」「さいなあ」などとも〕
- あさいい 【朝飯】 朝の食事。あさめし。
- あさいち 【朝一】 (仕事などを)その日の朝一番最初に行うこと。 「―で荷物を届ける」 ; 【朝市】 朝開く,野菜・魚介類などの市。
- あさいと 【麻糸】 麻の繊維で作った糸。
- あさい-ちゅう アサヰ― 【浅井忠】 (1856-1907) 洋画家。江戸の生まれ。号は黙語・木魚。フォンタネージに学び,詩情にじむ写実的画風を確立。1889年(明治22)明治美術会創設に参加。関西の勃興期洋風画の発展に貢献,多くの後進を育てた。代表作「収穫」「春畝(シユンボウ)」
- きり-さいな・む [5] 【切り苛む・斬り苛む】 (動マ五 [四] ) むごたらしく切る。「身を―・まれる思い」
- さいなあ 「さいな」に同じ。 「供をも連ず只一人,―,ここまで送りし供の奴(ヤツコ)は先へ帰した/浄瑠璃・忠臣蔵」
- さいない 【塞内】 中国,万里の長城の内側。
- さいなむ 【苛む・嘖む】 〔「さきなむ」の転〕 (1)苦しめる。いじめる。 「後悔の念に―・まれる」「せめ―・む」「切り―・む」 (2)きびしくとがめる。また,しかる。 「馬の命婦をも―・みて/枕草子 9」
- さいなん 【済南】 中国,山東省の省都。黄河下流の南岸に臨む河港都市。鉄鋼・自動車・機械などの工業が発達。チーナン。 ; 【災難】 思いがけない不幸な出来事。わざわい。難儀。災厄。 「旅行先で火事にあうとはとんだ―だ」「―続き」 ; 【最南】 最も南に位置していること。
- さいなん-よけ [0] 【災難除け】 災難をよけること。また,そのためのまじない・祈祷(キトウ)・お守りなど。
- さいな・む [3] 【苛む・嘖む】 (動マ五 [四] ) (「さきなむ」の転) (1) 苦しめる。いじめる。「後悔の念に―・まれる」「せめ―・む」「切り―・む」 (2) きびしくとがめる。また,しかる。「馬の命婦をも―・みて/枕草子 9」
- ささいな 小さい; わずかな; 卑小な; ちりぢりの; こまごました; 考慮に値しない; 弱小の; ばらばらの; 取るに足りない
例文
- 浅井畷の戦い(あさいなわてのたたかい)は、慶長5年(1600年)に起こった北陸地方における前田利長(東軍)と丹羽長重(西軍)の戦い。