あさと 意味
- 【朝と】
〔「と」は時・程の意〕
朝方。朝のころ。
⇔夕と
「―にはい倚り立たし夕とにはい倚り立たす/古事記(下)」
- 【朝戸】
朝起きてあける戸。
「ほととぎす汝(ナレ)だに来鳴け―開かむ/万葉 1499」
- あさとあけ 【朝戸開け】 朝,戸をあけた時。 「―衣手寒くうち見れば/通宗女子達歌合」
- あさとで 【朝戸出】 朝,戸をあけて戸外へ出ること。 「―のかなしき我(ア)が子/万葉 4408」
- あさとりの 【朝鳥の】 鳥が早朝ねぐらから飛び立ち,鳴き交わし,行き交うことから「朝立ち」「音(ネ)泣く」「通う」にかかる。 「―朝立ちしつつ/万葉 1785」「―音(ネ)のみ泣きつつ/万葉 481」「―通はす君が/万葉 196」
- あさとり-の 【朝鳥の】 (枕詞) 鳥が早朝ねぐらから飛び立ち,鳴き交わし,行き交うことから「朝立ち」「音(ネ)泣く」「通う」にかかる。「―朝立ちしつつ/万葉 1785」「―音(ネ)のみ泣きつつ/万葉 481」「―通はす君が/万葉 196」
- あさと-あけ 【朝戸開け】 朝,戸をあけた時。「―衣手寒くうち見れば/通宗女子達歌合」
- あさと-で 【朝戸出】 朝,戸をあけて戸外へ出ること。「―のかなしき我(ア)が子/万葉 4408」
- ゆあさとしこ 【湯浅年子】 (1909-1980) 物理学者。東京生まれ。東京文理科大卒。パリに留学し,β 崩壊を研究。原子核の小数核子系の実験で知られる。日仏交流に尽くした。著「パリ随想」
- さと 【颯と】 (1)瞬間的に行動したり物事が起こったりするさま。さっと。 「時雨の―かきくらせば/紫式部日記」 (2)いっせいに笑い声などが起こるさま。どっと。 「みな何となく―わらふこゑ聞えやすらむ/枕草子 35」 ; 【里】 (1)(「郷」とも書く)山あいや田園地帯で,人家が集まって小集落をつくっている所。村落。人里(ヒトザト)。 (2)(「郷」とも書く)ふるさと。故郷。
- あさ 【朝】 夜が明けてからしばらくの間。または,正午までの間。 「―が来る」「―早く起きる」 ; 【麻】 (1)クワ科の一年草。中央アジア原産。渡来は古く,古代から重要な繊維植物として栽培されてきた。茎は直立し,1~3メートルになる。葉は三~九枚の小葉からなる掌状複葉で,各小葉は披針形で縁に鋸歯(キヨシ)がある。雌雄異株。初夏,淡緑黄色の雄穂,緑色の雌穂をつける。雌株からは麻薬がとれる
- あさ-あさ 【浅浅】 ■一■ (副) (1) 浅いさま。うっすらとしたさま。「―と萌初(モエソ)めた麦畠は/破戒(藤村)」 (2) 軽く考えるさま。「父の詠をだにも―と思ひたりし上は/後鳥羽院御口伝」 ■二■ (名) (女房詞) 浅漬けの漬物。「なかはしより―まゐる/御湯殿上(天正一四)」
- おさと 【御里】 (1)他人の実家・生家を敬っていう語。 (2)生まれや育ち。また,今までの経歴。 「鼻子の言葉使ひは益(マスマス)―をあらはして来る/吾輩は猫である(漱石)」 ――が知・れる その人の言葉つきや態度で,生まれや育ちのよしあしが分かる。
- お-さと [0] 【御里】 (1) 他人の実家・生家を敬っていう語。 (2) 生まれや育ち。また,今までの経歴。「鼻子の言葉使ひは益(マスマス)―をあらはして来る/吾輩は猫である(漱石)」 ――が知・れる その人の言葉つきや態度で,生まれや育ちのよしあしが分かる。
- くに-さと 【国里】 (1) 国と里。国または里。「―ヲアマネク徘徊(ハイカイ)致サウズル/天草本伊曾保」 (2) 郷里。故郷。「おことの―はいづくの者ぞ/謡曲・百万」
- ぐさと 勢いよく突き刺すさま。ぐさっと。ぐさり。 「篦深(ノブカ)に―射込む/太平記 3」
- さとい 【里居】 (1)いなかに住んでいること。また,その住まい。さとずみ。 (2)宮仕えをしている人が自分の家に帰っていること。さとずみ。 「―し給ふ程,御遊びなどもあらまほしけれど/源氏(野分)」 ; 【聡い・敏い】 〔「悟る」と同源〕 理解が早く,判断が確かである。また,敏感である。 「耳が―・い」「利に―・い」「世に知らず―・う賢くおはすれば/源氏(桐壺)」
例文
- まあさとにかくそういうわけだからさ
- 本名は安里しぃ(あさと しぃ)。
- 同期に天海祐希、姿月あさと、絵麻緒ゆうがいる。
- 御船 麻砥(みふね あさと)は、日本の漫画家。
- 御船 麻砥(みふね あさと)は、日本の漫画家。
- 安里(あさと)は、沖縄県那覇市真和志支所管内の一地域。
- 正しくは「あさと」。
- 安里(あさと)は、沖縄県の各地に見られる地名または名字。
- 沖縄大統領で、育ての親でもある安里(あさと)の婚約者である。
- 安里三叉路(あさとさんさろ)は沖縄県那覇市安里にある交差点。