あさぶろ 意味
- 【朝風呂】
朝,風呂に入ること。朝湯。
――丹前(タンゼン)長火鉢(ナガヒバチ)
(朝風呂に入り,丹前を着て長火鉢の前にすわるような)気楽な生活。遊び人の生活。
- あさぶ 【浅ぶ】 あなどる。軽んずる。あさむ。 「罰あるべきなど―・びあへる/経信母集」
- あさ-ぶろ [0] 【朝風呂】 朝,風呂に入ること。朝湯。 ――丹前(タンゼン)長火鉢(ナガヒバチ) (朝風呂に入り,丹前を着て長火鉢の前にすわるような)気楽な生活。遊び人の生活。
- さぶろう 【三郎】 (1)三番目に生まれた男子。三男。 (2)同類の中で三番目のものを擬人化していう。 「土用―」
- あさぶさ 【朝普茶】 朝食前に食べる菓子。また,子供が朝目をさました時に与える菓子。おめざ。
- いせ-の-さぶろう ―サブラウ 【伊勢三郎】 (1) (?-1185) 鎌倉初期の武将。名は義盛。源義経の臣。屋島・壇ノ浦の戦いに武功を立てた。のち伊勢に帰り,守護の首藤経俊を攻めたが,鈴鹿山に追われて自刃。いせのさむろう。 (2) 新歌舞伎十八番の一。「莩(ミバエ)源氏陸奥日記」の通称。河竹黙阿弥(モクアミ)作。伊勢三郎と源義経との対面を描いた活歴物。
- えびす-さぶろう ―サブラウ [0] [1] 【夷三郎・恵比須三郎】 「えびす」の異名。
- ぐいち-さぶろく 【五一三六】 (五・一と三・六は博打(バクチ)ではいずれも値打ちのない数であるところから) 似たりよったりで取るに足りないこと。
- こうが-さぶろう カフガサブラウ 【甲賀三郎】 諏訪明神の縁起を説く語り物に基づく伝説,およびその主人公。
- しこく-さぶろう ―サブラウ 【四国三郎】 吉野川の異名。四国二郎とも。 坂東太郎 筑紫二郎
- しまだ-さぶろう ―サブラウ 【島田三郎】 (1852-1923) 政治家。江戸生まれ。1874年(明治7)横浜毎日新聞創刊。82年立憲改進党の結成に参加。のち,衆議院議員。86年受洗。ジーメンス事件,普通選挙,足尾鉱毒事件などで活躍。著「開国始末」「条約改正論」など。
- しんら-さぶろう ―サブラウ 【新羅三郎】 源義光の異名。新羅明神の神前で元服したのでいう。
- たかさぶろう キク科の一年草。湿地に生える。高さ約30センチメートル。葉は対生し,倒披針形。七~九月,腋生の柄の先に径約1センチメートルの白色の頭花をつける。漢名,鱧腸(レイチヨウ)。
- どよう-さぶろう ―ラウ [6] 【土用三郎】 夏の土用に入ってから三日目を擬人化した称。この日の天候によって,その年の耕作の吉凶を占う俗習があった。
- あらき-とらさぶろう ―トラサブラウ 【荒木寅三郎】 (1866-1942) 医学者。群馬県生まれ。東大卒。ドイツに留学し生理化学を学ぶ。日本での生化学の先駆者。京大総長。
- いせのさぶろう 【伊勢三郎】 (1)(?-1185) 鎌倉初期の武将。名は義盛。源義経の臣。屋島・壇ノ浦の戦いに武功を立てた。のち伊勢に帰り,守護の首藤経俊を攻めたが,鈴鹿山に追われて自刃。いせのさむろう。 (2)新歌舞伎十八番の一。「莩(ミバエ)源氏陸奥日記」の通称。河竹黙阿弥(モクアミ)作。伊勢三郎と源義経との対面を描いた活歴物。