あさ-の-は 意味
読み方:
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- [0][3]
【麻の葉】
(1)菱形を六角形に組み合わせたものを一単位とする連続模様。
(2)家紋の一。{(1)}の一単位。
- の-は (連語) (準体助詞「の」に係助詞「は」が付いたもの) 用言を名詞化して文の題目とする。…ことは。…ものは。「言う―易しいが行う―むずかしい」「大きい―三メートルにもなる」
- あさか-の-うら 【浅香の浦】 大阪府堺市浅香山町付近の海岸の古名。((歌枕))「夕さらば潮満ち来なむ住吉(スミノエ)の―に玉藻刈りてな/万葉 121」
- あさか-の-ぬま 【安積の沼・浅香の沼】 安積山の麓(フモト)にあったという沼。((歌枕))
- あさか-の-みや 【朝香宮】 旧宮家。1906年(明治39)久邇宮朝彦(クニノミヤアサヒコ)親王の第八王子鳩彦(ヤスヒコ)王が創立。1947年(昭和22)皇籍を離れた。
- あさがお-の ―ガホ― 【朝顔の】 (枕詞) (1) 目立って美しく咲くことから「穂に咲き出」にかかる。「―穂には咲き出ぬ恋もするかも/万葉 2275」 (2) 「咲く」と同音の「離(サ)く」にかかる。「―年さへこごと我は離(サ)かるがへ/万葉 3502」
- あさぎり-の 【朝霧の】 (枕詞) (1) 朝霧に物がかすんでおぼろに見えることから「おほに」にかかる。「―おほに相見し人ゆゑに/万葉 599」 (2) 朝霧が幾重にも立つことから,「八重」にかかる。「―八重山越えて/万葉 1945」 (3) 乱れ散って晴れるので「乱る」にかかる。「―乱るる心/万葉 4008」
- あさじも-の 【朝霜の】 (枕詞) (1) 消えやすいことから,「消(ケ)」にかかる。「―消なば消ぬべく思ひつつ/万葉 2458」 (2) 「消(ケ)」と同音の「木(ケ)」を含む「御木(ミケ)」(地名)にかかる。「―御木のさ小橋(オバシ)/日本書紀(景行)」
- あさじ-う-の ―ヂフ― 【浅茅生の】 (枕詞) 浅茅が生えている野の意で,「野」「小野(オノ)」,また「己(オノ)」にかかる。「―小野の篠原偲ぶとも/古今(恋一)」
- あさつき-の 【朝月の】 (枕詞) 朝の月は日と向かいあっていることから,「日向(ヒムカ)」にかかる。「―日向黄楊櫛(ツゲグシ)古りぬれど/万葉 2500」
- あさつゆ-の 【朝露の】 (枕詞) (1) 朝露の消えやすいことから「消(ケ)」にかかり,はかないことから「命」「あが身」にかかる。「―命は生けり/万葉 3040」「―我(ア)が身一つは君がまにまに/万葉 2691」 (2) 「朝露をおく」ということから,同音の「置く」にかかる。「―置きてし行けば消(ケ)ぬべきものを/古今(離別)」
- あさとり-の 【朝鳥の】 (枕詞) 鳥が早朝ねぐらから飛び立ち,鳴き交わし,行き交うことから「朝立ち」「音(ネ)泣く」「通う」にかかる。「―朝立ちしつつ/万葉 1785」「―音(ネ)のみ泣きつつ/万葉 481」「―通はす君が/万葉 196」
- あさひ-の 【朝日の】 (枕詞) 朝日の輝くさまから,「笑み栄え」にかかる。「―笑み栄え来て/古事記(上)」
- あさひ-の-みや 【朝日の宮】 伊勢神宮の内宮。皇大神宮。
- あさ-の-み [0] 【麻の実】 麻の種子。円く黒い実で,芳香をもち,七味唐辛子(トウガラシ)に入れる。また,鳥の餌(エサ)にも用いる。 麻子仁
- さくら-あさ-の 【桜麻の】 (枕詞) さくらおの