あしお-こうどくじけん 意味
読み方:
意味携帯版
- アシヲクワウドク―
【足尾鉱毒事件】
足尾銅山から流出した鉱毒の被害に関する一連の事件。渡良瀬川流域の農民を中心に,大規模な請願・反対運動が展開され,明治20年代から40年代にかけて大きな社会問題となった。衆議院議員田中正造は国会での追及にあきたらず,職を辞して天皇へ直訴したが,解決されないまま運動は弾圧され,後退した。日本の公害運動の原点といわれる。
- あしおこうどくじけん 【足尾鉱毒事件】 足尾銅山から流出した鉱毒の被害に関する一連の事件。渡良瀬川流域の農民を中心に,大規模な請願・反対運動が展開され,明治20年代から40年代にかけて大きな社会問題となった。衆議院議員田中正造は国会での追及にあきたらず,職を辞して天皇へ直訴したが,解決されないまま運動は弾圧され,後退した。日本の公害運動の原点といわれる。
- こうどく 【鉱毒】 鉱物の採掘・製錬の過程に出る廃棄物に含まれる毒物。 「―事件」 →鉱害 ; 【講読】 書物を読み,その意味・内容を解説したり,論じたりすること。 「源氏物語を―する」
- こうどくそ 【抗毒素】 〔antitoxin〕 特定の毒素と特異的に結合して,それを無毒にする抗体。 →血清
- こうどく-そ カウドク― [3] [4] 【抗毒素】 (antitoxin) 特定の毒素と特異的に結合して,それを無毒にする抗体。 血清
- あこう-じけん ―カウ― 【阿衡事件】 887年宇多天皇即位の際に藤原基経を関白に任じた勅書に「阿衡の任をもって卿の任となすべし」とあったため,基経は阿衡とは位のみで職掌を伴わない空名であるとして政務をみず,半年後,天皇が譲歩し勅書を改めた事件。阿衡の紛議。
- こうべ-じけん カウベ― 【神戸事件】 1868年(明治1)1月11日岡山藩兵が神戸行軍中,英仏米の兵士と紛争を起こし発砲,負傷者を出した事件。新政府は発砲責任者を切腹させて事件を解決。
- にこう-じけん ニカウ― 【尼港事件】 日本がシベリア出兵中の1920年(大正9),パルチザンとの衝突により,尼港の七百余名の日本軍守備隊および居留民が殺害された事件。日本はこれを口実にして事件解決まで北樺太(カラフト)を占領した。
- しいちろくじけん 【四・一六事件】 1929年(昭和4)4月16日,前年の三・一五事件に引き続き,田中義一内閣によって行われた日本共産党員大量検挙事件。よんいちろくじけん。
- ににろくじけん 【二・二六事件】 陸軍皇道派青年将校が起こしたクーデター事件。1936年(昭和11)2月26日未明,首相官邸・警視庁などを千四百余名の部隊で襲撃,斎藤実内大臣・高橋是清蔵相・渡辺錠太郎教育総監らを殺害,永田町一帯を占領した。政府は翌日戒厳令を公布,二九日反乱は天皇の命令で鎮圧された。これにより岡田内閣にかわった広田内閣は陸軍の要求で軍部大臣現役武官制を復活,以後,軍の内閣介入の端緒となった。
- せいこう-うどく セイカウ― [5] [0] 【晴耕雨読】 (名)スル 晴れた日には田畑をたがやし,雨の日には家で読書すること。悠々自適の生活にいう。
- あこうじけん 【阿衡事件】 887年宇多天皇即位の際に藤原基経を関白に任じた勅書に「阿衡の任をもって卿の任となすべし」とあったため,基経は阿衡とは位のみで職掌を伴わない空名であるとして政務をみず,半年後,天皇が譲歩し勅書を改めた事件。阿衡の紛議。
- こうべじけん 【神戸事件】 1868年(明治1)1月11日岡山藩兵が神戸行軍中,英仏米の兵士と紛争を起こし発砲,負傷者を出した事件。新政府は発砲責任者を切腹させて事件を解決。
- にこうじけん 【尼港事件】 日本がシベリア出兵中の1920年(大正9),パルチザンとの衝突により,尼港の七百余名の日本軍守備隊および居留民が殺害された事件。日本はこれを口実にして事件解決まで北樺太(カラフト)を占領した。
- はっこう-じけん ハク― 【白虹事件】 1918年(大正7)8月,大阪朝日新聞に対する言論弾圧事件。当時米騒動の報道禁止に抗議し論陣を張っていた同紙に対し,寺内内閣は記事中の「白虹日を貫けり」の一句が皇室の尊厳を冒瀆(ボウトク)し政体を変改するものとして告発し,編集局長らが辞任に追いこまれた。