あしかりおぶね 意味
読み方:
意味
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- 【葦刈り小舟】
葦を刈って積む小舟。あしぶね。
「―所々に棹さして/東関紀行」
- あしかり-おぶね ―ヲ― 【葦刈り小舟】 葦を刈って積む小舟。あしぶね。「―所々に棹さして/東関紀行」
- いさりおぶね 【漁り小舟】 漁をする小舟。 「浪のよる―の見えつるは/夫木 33」
- あしがら-おぶね ―ヲ― 【足柄小舟】 足柄山の木で作られた小舟。「百(モモ)つ島―あるき多み/万葉 3367」
- あしわけ-おぶね ―ヲ― 【葦別け小舟】 葦の生い茂った中を漕いで行く小舟。さしさわりのあるさまにたとえる。「湊(ミナト)入りの―障(サワ)り多み/万葉 2745」
- あしがらおぶね 【足柄小舟】 足柄山の木で作られた小舟。 「百(モモ)つ島―あるき多み/万葉 3367」
- あしわけおぶね 【葦別け小舟】 葦の生い茂った中を漕いで行く小舟。さしさわりのあるさまにたとえる。 「湊(ミナト)入りの―障(サワ)り多み/万葉 2745」
- あしかり 【葦刈り・蘆刈り】 葦を刈ること。また,その人。﹝季﹞秋。 「―に堀江漕ぐなる楫(カジ)の音は/万葉 4459」 ; 【蘆刈】 能の曲名。四番目物。妻と別れ,蘆売りにまで落ちぶれた日下(クサカ)左衛門が,貴人に仕えて立身した妻に再会する話。
- おぶね 【小舟】 小さな舟。こぶね。 「捨て―」
- かりお 【仮庵】 「かりいお」の転。 「秋田刈る―を作り我が居れば/万葉 2174」
- あから-おぶね ―ヲ― 【赤ら小舟】 赤く色を塗った小舟。「沖行くや―につと遣(ヤ)らば/万葉 3868」
- あまおぶね 【海人小舟】 ※一※ (名) (1)海産の巻貝。殻は高さ約3センチメートルの半球形。殻表は黒色で,不規則に白帯が巻く。房総以南に分布し,岩礁に多産する。 (2)漁夫の乗る小舟。 「―はららに浮きて/万葉 4360」 ※二※ (枕詞) 船が泊まることを「はつ」ということから,地名「泊瀬(ハツセ)」にかかる。 「―泊瀬の山に降る雪の/万葉 2347」
- あま-おぶね ―ヲブネ [3] 【海人小舟】 ■一■ (名) (1) 海産の巻貝。殻は高さ約3センチメートルの半球形。殻表は黒色で,不規則に白帯が巻く。房総以南に分布し,岩礁に多産する。 (2) 漁夫の乗る小舟。「―はららに浮きて/万葉 4360」 ■二■ (枕詞) 船が泊まることを「はつ」ということから,地名「泊瀬(ハツセ)」にかかる。「―泊瀬の山に降る雪の/万葉 2347」
- いさり-おぶね ―ヲ― 【漁り小舟】 漁をする小舟。「浪のよる―の見えつるは/夫木 33」
- うつおぶね 【空舟】 一本の木をくりぬいて作った中空のふね。神仏の使いや異界のものが乗り漂着するという伝説が多い。のちには丸木舟のこととされた。うつほぶね。うつろぶね。 「―にいれてながされけるとぞきこえし/平家 4」
- おおぶね 【大船】 〔「おおふね」とも〕 大きな船。 ――に乗・る 信頼できる基盤を得て,すっかり安心できる状態になる。 「―・ったつもりでいなさい」