あしこし 意味
- あしこ 【彼処】 遠称の指示代名詞。あの場所。あそこ。 「―に籠りなむのち/源氏(若菜上)」
- しこしこ (1)弾力があって,かむと歯ごたえのあるさま。 「―(と)した歯ざわり」 (2)持続的に,地道にするさま。 「―(と)書きためた原稿」
- あし-こし [3] [2] 【足腰】 足と腰。「―をきたえる」
- うるしこし 【漆漉し】 漆を漉すのに用いる和紙。吉野紙など。
- かしこし 【賢し・畏し】 ⇒かしこい ; 【貸(し)越し・貸越】 (1)限定額以上貸すこと。 (2)「当座(トウザ)貸越」の略。 ⇔借り越し
- かしこし-げん [4] 【貸越限】 銀行が取引先とあらかじめ定めた当座貸越の限度額。この限度額以内であれば,銀行は当座預金残高を超えて振り出された小切手でも支払う。
- こしこばた 【腰小旗】 昔,戦陣で腰に差して敵・味方の識別に用いた小旗。腰挿し。 「源氏は大旗・―,みなおしなべて白かりけるが/平治(中・古活字本)」
- てかしこし 【手賢し】 手が早い。手早い。 「―・く抱き起してうらの畠に尿やりて/おらが春」
- としこし 【年越し】 (1)大晦日(オオミソカ)を過ごし正月を迎えること。また,大晦日の夜。﹝季﹞冬。 (2)節分の夜。
- としこし-そば [5] 【年越し蕎麦】 細く長くとの縁起から,大晦日の夜にそばを食べる風習。また,そのそば。晦日(ミソカ)そば。 [季] 冬。
- もうしこし 【申(し)越し】 手紙や使いなどで,言ってよこすこと。また,その内容。 「お―の件,承知しました」
- あしこもと 【彼処許】 遠称の指示代名詞。あちらの方。あの辺。 「―になど,そそのかし聞ゆ/源氏(宿木)」
- あしこ-もと 【彼処許】 (代) 遠称の指示代名詞。あちらの方。あの辺。「―になど,そそのかし聞ゆ/源氏(宿木)」
- おおとしこし 【大年越し】 旧年から新しい年に移ること。としこし。
- かしこしげん 【貸越限】 銀行が取引先とあらかじめ定めた当座貸越の限度額。この限度額以内であれば,銀行は当座預金残高を超えて振り出された小切手でも支払う。