あしたのつゆ 意味
読み方:
意味
携帯版
- 【朝の露】
朝,草葉などにたまった露。人生の短く,はかないことにたとえていう。あさつゆ。
「―に異ならぬ世を/源氏(夕顔)」
- あした-の-つゆ 【朝の露】 朝,草葉などにたまった露。人生の短く,はかないことにたとえていう。あさつゆ。「―に異ならぬ世を/源氏(夕顔)」
- あしたの朝 アチャーアサ
- またの-あした 【又の朝】 翌朝。あくる朝。「―御文とくあり/源氏(胡蝶)」
- あしたのしも 【朝の霜】 朝おりた霜。はかなく消えやすいもののたとえにいう。 「君にけさ―の置きていなば/古今(仮名序)」
- あしたのはら 【朝原】 奈良県北葛城郡王寺町から香芝町にかけての丘陵。((歌枕))「霧立ちて鴈(カリ)ぞなくなる片岡の―はもみぢしぬらむ/古今(秋下)」
- またのあした 【又の朝】 翌朝。あくる朝。 「―御文とくあり/源氏(胡蝶)」
- した-つゆ [0] [3] 【下露】 下草に結んだ露。また,木の葉などから滴り落ちる露。 上露 「―にぬれる」「―になびかましかば女郎花(オミナエシ)あらき風にはしをれざらまし/源氏(野分)」
- きくのつゆ 【菊の露】 「菊の雫(シズク)」に同じ。
- ささのつゆ 【笹の露】 (1)笹の葉におく露。 (2)〔酒を「ささ」ともいうことから〕 酒。また,少量の酒。 (3)地歌・箏(ソウ)曲の一。手事物(テゴトモノ)。文政・天保年間(1818-1844)京都の菊岡検校(ケンギヨウ)が三味線曲として作曲し,のち八重崎検校が箏の手をつけた。島田両三作詞。酒の徳をたたえた歌。
- そでのつゆ 【袖の露】 袖にかかる涙。 「吹き結ぶ風は昔の秋ながらありしにも似ぬ―かな/新古今(秋上)」
- はぎのつゆ 【萩の露】 地歌の一。手事物。明治初年京都の幾山検校が作曲。秋の景物になぞらえて,男に裏切られた女の恋情をうたったもの。京風物の末期の代表曲。
- はかたのつ 【博多津】 福岡市博多区の港の古名。坊津(ボウノツ)・安濃津(アノツ)とともに三津(サンシン)の一。
- くさばのつゆ 【草葉の露】 草の葉の上にとどまった露。はかないもののたとえ。 「わが思ふ人は―なれや/拾遺(恋二)」
- ことばのつゆ 【言葉の露】 言葉,特に和歌を露にたとえて,その美しさ,もろさをいう語。 「かきつめし―の数ごとに法の海にはけふやいるらん/玉葉(釈教)」
- たもとのつゆ 【袂の露】 袖にかかる涙。 「ほに出でぬ物思ふらし篠すすき招く―しげくして/源氏(宿木)」