あしふいご 意味
- あし-ふいご [3] 【足韛】 足で踏んで風を起こすふいご。
- ふいご 【鞴・吹子】 〔「ふきがわ(吹革)」から転じた「ふいごう」の転〕 金属の精錬・加工に用いる火をおこすための送風器。獣皮を縫い合わせた革袋などに始まり,次第に改良された。気密性の箱の中のピストンを往復させて風を送り出すもの,風琴に似た構造をもつものなどがある。足で踏む大型のものは踏鞴(タタラ)と呼ばれる。ふき。ふきがわ。
- てふいご 【手鞴】 手で操作する小さいふいご。
- て-ふいご [2] 【手鞴】 手で操作する小さいふいご。
- ふいごう 【鞴】 「ふいご(鞴)」に同じ。 「其のひびき―吹くがごとくなり/浄瑠璃・国性爺合戦」
- ふいご-まつり [4] 【鞴祭(り)】 鞴を用いる鍛冶(カジ)屋や鋳物師などが,陰暦一一月八日に,その守護神をまつる神事。たたらまつり。 [季] 冬。《沢山に―のおこし炭/李由》
- あしふき 【足拭き】 足をふくもの。あしぬぐい。
- ふいごまつり 【鞴祭(り)】 鞴を用いる鍛冶(カジ)屋や鋳物師などが,陰暦一一月八日に,その守護神をまつる神事。たたらまつり。﹝季﹞冬。《沢山に―のおこし炭/李由》
- ふい 無駄になること。むなしい結果に終わること。 「またとない機会を―にする」「今までの努力が―になる」 ; 【布衣】 〔昔,中国で庶民は布(フ)(絹以外の織物)を身につけたことから〕 官位のない人。庶民。ほい。 「―より天下取り給ふ程の大功をば遂げ給ひき/仮名草子・浮世物語」 →ほい(布衣) ――の交わり 〔史記(藺相如伝)〕 地位・身分や貧富の違いを問題にしない交際。また,
- しふ 【氏譜】 氏族の系譜。 ; 【司符】 伊勢大神宮司・造東大寺司令外の官司から発する下達文書。
- ふいく 【傅育】 かしずいて守り育てること。 「幼君を―する」「老臣が若君の―にあたる」 ; 【不育】 習慣性流産や早産などのため,妊娠はするが胎児を育てきれない状態。 →不妊症 ; 【扶育】 育てること。たすけ育てること。
- ふいつ 【不一・不乙】 ※一※ (名) 手紙の末尾に書いて,気持ちを十分に書き尽くしていない意を表す語。不具。不悉(フシツ)。不尽。不宣。 ※二※ (形動) 同じでないさま。 「詩画は―にして両様なりとの根本義を立てた/草枕(漱石)」
- ふいと 何の前触れもなく物事が起こるさま。突然。不意に。ふと。 「何も言わず―出て行った」
- ふいり 【斑入り】 地の色に他の色がまだらに混じっていること。植物では,クロロフィルの欠失や表皮細胞の変形などが原因となり,葉・茎・花などに生ずる。 ; 【不入り】 興行などで,客の入りが悪いこと。