あし-はら 意味
読み方:
意味
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【葦原】
葦が生い茂っている原。あしわら。
- あした-の-はら 【朝原】 奈良県北葛城郡王寺町から香芝町にかけての丘陵。((歌枕))「霧立ちて鴈(カリ)ぞなくなる片岡の―はもみぢしぬらむ/古今(秋下)」
- あしはら 【葦原】 葦が生い茂っている原。あしわら。
- とよ-あしはら 【豊葦原】 (豊かに葦の生い茂っている原,の意) 日本国の美称。「神代より三種(ミクサ)の宝伝はりて―のしるしとぞなる/玉葉(神祇)」
- あしたのはら 【朝原】 奈良県北葛城郡王寺町から香芝町にかけての丘陵。((歌枕))「霧立ちて鴈(カリ)ぞなくなる片岡の―はもみぢしぬらむ/古今(秋下)」
- あしはら-の-くに 【葦原の国】 「葦原の中つ国」に同じ。「―へたちにしいさをなりけり/日本紀竟宴和歌」
- とよあしはら 【豊葦原】 〔豊かに葦の生い茂っている原,の意〕 日本国の美称。 「神代より三種(ミクサ)の宝伝はりて―のしるしとぞなる/玉葉(神祇)」
- あしはらのくに 【葦原の国】 「葦原の中つ国」に同じ。 「―へたちにしいさをなりけり/日本紀竟宴和歌」
- あしはらのしこお 【葦原醜男・葦原色許男】 記紀神話では大己貴神(オオナムチノカミ)(大国主)の別称とされるが,本来は別神。「播磨国風土記」には天日槍(アマノヒボコ)と土地の占有をめぐって争う神と伝えられる。
- あしはら-の-しこお ―シコヲ 【葦原醜男・葦原色許男】 記紀神話では大己貴神(オオナムチノカミ)(大国主)の別称とされるが,本来は別神。「播磨国風土記」には天日槍(アマノヒボコ)と土地の占有をめぐって争う神と伝えられる。
- あしはらのなかつくに 【葦原の中つ国】 日本の,神話的名称。 「―に遣はせる天の菩比(ホヒ)の神/古事記(上訓)」 →中つ国
- あしはらのみずほのくに 【葦原の瑞穂の国】 「葦原の千五百(チイオ)秋の瑞穂の国」に同じ。 「―を天降り知らしめしける皇祖(スメロキ)の/万葉 4094」
- あしはら-の-なかつくに 【葦原の中つ国】 日本の,神話的名称。「―に遣はせる天の菩比(ホヒ)の神/古事記(上訓)」 中つ国
- あしはら-の-みずほのくに ―ミヅホノクニ 【葦原の瑞穂の国】 「葦原の千五百(チイオ)秋の瑞穂の国」に同じ。「―を天降り知らしめしける皇祖(スメロキ)の/万葉 4094」
- とよあしはら-の-なかつくに 【豊葦原中国】 日本国の美称。「―,是れ吾が児の王(キミ)たるべき地(クニ)なり/日本書紀(神代下訓)」
- あし 【悪し】 〔「あし」は絶対的な評価として,「わろし」は相対的な評価として用いる〕 (1)(道徳的・倫理的に)非難されるべきである。悪い。けしからぬ。 「よきにつけ―・しきにつけ」「―・しからず」「人よりは妹そも―・しき恋もなくあらましものを思はしめつつ/万葉 3737」 (2)(吉凶・禍福について)不吉だ。不運だ。 「例の所には,方―・しとて,とどまりぬ/蜻蛉(中)」 (3)(美的