あし-わけ 意味
読み方:
意味携帯版
- 【葦分け・葦別け】
(名・形動ナリ)
葦の茂った中をおしわけて舟を漕いで行くこと。また,舟が進むのにはさわりがあることから,物事にさしさわりがあるさまにもいう。「過ぎぬる夜は―なる事のありしなり/頼政集」
- あしわけ 【葦分け・葦別け】 葦の茂った中をおしわけて舟を漕いで行くこと。また,舟が進むのにはさわりがあることから,物事にさしさわりがあるさまにもいう。 「過ぎぬる夜は―なる事のありしなり/頼政集」
- あしわけ-おぶね ―ヲ― 【葦別け小舟】 葦の生い茂った中を漕いで行く小舟。さしさわりのあるさまにたとえる。「湊(ミナト)入りの―障(サワ)り多み/万葉 2745」
- あしわけおぶね 【葦別け小舟】 葦の生い茂った中を漕いで行く小舟。さしさわりのあるさまにたとえる。 「湊(ミナト)入りの―障(サワ)り多み/万葉 2745」
- わけ 【別】 古代の姓(カバネ)の一。皇族出身者が地方官として下り,地名を冠して用いたのがはじめとされる。 ; 【和気】 姓氏の一。医道の家として知られる。 ; 【訳】 〔「分け」と同源〕 (1)なぜそういう状態になったかという理由。その事柄が成立する根拠。 「逃げた―を聞く」「―もなく泣けてくる」 (2)そういう結果に至ったいきさつ。事の次第。 「そんな―で今はこちらにいる」
- あし 【悪し】 〔「あし」は絶対的な評価として,「わろし」は相対的な評価として用いる〕 (1)(道徳的・倫理的に)非難されるべきである。悪い。けしからぬ。 「よきにつけ―・しきにつけ」「―・しからず」「人よりは妹そも―・しき恋もなくあらましものを思はしめつつ/万葉 3737」 (2)(吉凶・禍福について)不吉だ。不運だ。 「例の所には,方―・しとて,とどまりぬ/蜻蛉(中)」 (3)(美的
- いい-わけ イヒ― [0] 【言(い)訳・言(い)分け】 (名)スル (1) 自分の言動を正当化するために事情を説明すること。また,その説明。弁解。「―は聞きたくない」 (2) 筋道をたてて物事を説明すること。解説。 (3) 過失・失敗などをわびること。謝罪。「義理ある中の―と/人情本・梅児誉美 3」 (4) 言葉をつかい分けること。《言分》「場面による―」
- いり-わけ [0] 【入り訳】 詳しい訳。こみいった事情。
- いろ-わけ [0] [4] 【色分け】 (名)スル (1) 色を変えて,区別すること。「地図を県別に―する」 (2) 種類によってものを分けること。種類分け。分類。「考え方で人々を―する」
- うち-わけ [0] 【内訳】 金銭・物品の総高に対して,その内容を項目ごとに分けたもの。明細。「支出の―」
- おい-わけ オヒ― [0] 【追(い)分け】 (1) 道が二つに分かれる所。分岐点。各地に地名として残る。 (2) 「追分節(ブシ)」の略。
- かき-わけ [0] 【書(き)分け】 区別して書くこと。「漢字の―」
- かぶ-わけ [0] 【株分け】 (名)スル (1) 植物の根や地下茎を親株から分けて移植すること。根分け。「菊の―」 (2) 生け花で,花材を分けて生けること。また,その生け方。
- きき-わけ [0] 【聞(き)分け】 話を聞いて納得すること。多く子供が大人にさとされ,納得して従うことにいう。「―のよい子」
- くさ-わけ [0] 【草分け】 (1) 草深い土地を切り開いて村や町の基礎をつくること。また,その人。くさきり。「この村の―」 (2) ある事を初めてすること。また,その人。創始者。「この業界では―に属する」 (3) 「草別(クサワキ)」に同じ。
- くち-わけ [0] 【口分け】 (1) 種類によって区別すること。類別。分類。 [ヘボン(三版)] (2) 分配すること。配分。