あずまおとこ 意味
- 【東男】
(1)江戸生まれの男。気っぷのよさや男らしさをほめていう語。
(2)東国の男。風流を解さない田舎者,荒々しい無骨者などの気持ちで使うことが多い。あずまおのこ。
「荒ましき―の腰に物負へる/源氏(宿木)」
- あずま-おとこ アヅマヲトコ [4] 【東男】 (1) 江戸生まれの男。気っぷのよさや男らしさをほめていう語。 (2) 東国の男。風流を解さない田舎者,荒々しい無骨者などの気持ちで使うことが多い。あずまおのこ。「荒ましき―の腰に物負へる/源氏(宿木)」
- あずまおり 【東折り】 「東絡(アズマカラ)げ」に同じ。 「布の小袖に―し/平家 8」
- あずまおのこ 【東男】 「あずまおとこ(東男){(2)}」に同じ。
- さくら-あずまお ―アヅマヲ 【佐久良東雄】 (1811-1860) 幕末の志士・歌人。名は「はるお」とも。号,薑園(キヨウエン)。常陸(ヒタチ)の人。桜田門外の変に連座し,獄死。歌集「薑園集」
- まおとこ 【間男・密男】 夫のある女がひそかに夫以外の男性と通ずること。また,その相手の男。みそかおとこ。 「―する女房に鼻毛を延ばす薄のろどの/社会百面相(魯庵)」
- やまおとこ 【山男】 (1)山に住んでいる男。山で働く男。 (2)登山の好きな男。登山歴のある男。 (3)山奥に住んでいると伝えられる怪物。
- さくらあずまお 【佐久良東雄】 (1811-1860) 幕末の志士・歌人。名は「はるお」とも。号,薑園(キヨウエン)。常陸(ヒタチ)の人。桜田門外の変に連座し,獄死。歌集「薑園集」
- まおとこ-ほんだ ―ヲトコ― 【間男本多】 天明(1781-1789)の頃,江戸深川の遊里で流行した女髷(マゲ)の一。髻(モトドリ)を男髷の本多髷に似せて高く結ったものという。
- まおとこほんだ 【間男本多】 天明(1781-1789)の頃,江戸深川の遊里で流行した女髷(マゲ)の一。髻(モトドリ)を男髷の本多髷に似せて高く結ったものという。
- あずま 【吾妻・吾嬬】 私の妻。わが妻。 「―はやと詔りたまひき/古事記(中)」 ; 【東・吾妻・吾嬬】 (1)都の東方にある諸国,また地方。東国。古くは,逢坂(オウサカ)の関より東の諸国の総称。奈良時代には信濃・遠江(トオトウミ)より東の諸国をいい,のちには箱根より東,特に関東地方をさしていった。 (2)中世に,京都からみて,鎌倉または鎌倉幕府をさしていった語。 「峰殿の御しうと,―
- あずまうた 【東歌】 万葉集(巻一四)や古今集(巻二〇)などに載っている,東国地方でよまれた和歌。万葉集のものは,東国方言を多く含む。
- あずまうど 【東人】 「あずまびと」の転。[色葉字類抄]
- あずまえ 【東絵】 「吾妻錦絵」に同じ。
- あずまぎく 【東菊・吾妻菊】 (1)キク科の多年草。本州中部以北に自生。高さ30センチメートル,葉はへら状で茎の下部に密につく。全体に短毛がある。四,五月頃茎頂に径3センチメートルほどの頭花を一輪つける。周囲の舌状花は淡紫色,中央の管状花は黄色。﹝季﹞春。 (2)ミヤコワスレの別名。