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あたゆ 意味

読み方:
"あたゆ"の例文

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  • 【与ゆ】
    〔「あたふ(与)」の転。中世後期から近世へかけての語。終止形は普通「あたゆる」〕
    あたえる。
    「薬ヲ―・ユル/日葡」「恥辱を―・ゆる仕様あり/浮世草子・禁短気」

  • たゆ    【絶ゆ】 ⇒たえる
  • あた    【咫・尺】 上代の長さの単位。親指と中指とを広げた長さ。 「八咫(ヤアタ)」「七咫」などの形で助数詞的に用いる。「其の鼻の長さ七―/日本書紀(神代下訓)」 ; 名詞・形容詞などに付いて不快の念をこめながら,程度のはなはだしいことを強調する意を表す。 「―ぎたない」「―子細らしい威立(オドシダテ)/浄瑠璃・大経師(中)」 〔「あた聞きともない」などのように副詞的にも用いる〕
  • あた-あた     【熱熱】 (感) (「あつあつ」の転) 熱い熱い。「ただのたまふ事とては―とばかりなり/平家 6」
  • こたゆ    【堪ゆ】 「こたえる(堪)」に同じ。[日葡] 〔室町時代から用いられた語で,終止形は多く「こたゆる」の形で用いられた〕 ; 【答ゆ・応ゆ・報ゆ】 「こたえる(答・応)」に同じ。 「手づよく平気で―・ゆれど/人情本・英対暖語 4」 〔室町時代頃からの語。終止形は多く「こたゆる」の形で用いられた〕
  • たゆい    【手結】 上代の装身具。玉や鈴や管に紐(ヒモ)を通して,袖を結び腕を飾ったもの。たまき。
  • たゆう    【大夫・太夫】 〔五位の通称「たいふ」から転じた語〕 (1)能楽の観世・金春・宝生・金剛各流シテ方の家元の称号。 (2)浄瑠璃の語り手の称。三味線引きにもいう。義太夫・嘉太夫などと芸名に添えても用いる。 (3)歌舞伎で,女方の敬称。 (4)江戸吉原など官許の遊郭で,最高位の遊女の称。明和(1764-1772)以降消滅。 (5)万歳(マンザイ)の主となる方。 →才蔵 (6)神主・
  • たゆげ    【弛げ・懈げ】 だるそうなさま。 「いと苦しげに―なれば/源氏(桐壺)」
  • たゆし    【弛し・懈し】 (1)疲れて力がない。だるい。 「手も―・く扇の風のぬるければ関の清水に水馴てぞ行く/好忠集」 (2)気が進まない。気性がはきはきしない。心の働きが鈍い。 「さいふとも日たけなむと,―・き心どもはたゆたひて/紫式部日記」
  • たゆた    心が不安で揺れ動き,定まらないでいるさま。多く「ゆたにたゆたに」「ゆたのたゆたに」の形で用いられる。 「我(ア)が心ゆたに―に浮蓴(ウキヌナワ)/万葉 1352」
  • たゆみ    【弛み】 たゆむこと。ゆるむこと。 「忙しく眼をしばたたきながら―もなく算盤を弾いてゐた/浮雲(四迷)」
  • たゆむ    【弛む】 ※一※ (動マ五[四]) 〔「弛し」の動詞形〕 (1)心の緊張がゆるむ。なまける。現代では多く打ち消しの語を伴って用いる。 「倦(ウ)まず―・まず」「皆人も―・み給へるに,にはかに御気色ありて/源氏(葵)」 (2)勢いが弱まる。衰える。とまる。 「時節風―・み…御舟更に進まず/太平記 7」 (3)怠る。しないですます。 「供養法―・みて急ぎ参れり/源氏(明石)」 (
  • たゆら    動揺して定まらないさま。流れ動くさま。たよら。 「筑波嶺の岩もとどろに落つる水世にも―に我が思はなくに/万葉 3392」
  • たゆ・し     【弛し・懈し】 (形ク) (1) 疲れて力がない。だるい。「手も―・く扇の風のぬるければ関の清水に水馴てぞ行く/好忠集」 (2) 気が進まない。気性がはきはきしない。心の働きが鈍い。「さいふとも日たけなむと,―・き心どもはたゆたひて/紫式部日記」
  • たゆ・む     [2] 【弛む】 ■一■ (動マ五 [四] ) (「弛し」の動詞形) (1) 心の緊張がゆるむ。なまける。現代では多く打ち消しの語を伴って用いる。「倦(ウ)まず―・まず」「皆人も―・み給へるに,にはかに御気色ありて/源氏(葵)」 (2) 勢いが弱まる。衰える。とまる。「時節風―・み…御舟更に進まず/太平記 7」 (3) 怠る。しないですます。「供養法―・みて急ぎ参れり/源氏(明
  • たゆ-げ     【弛げ・懈げ】 (形動ナリ) だるそうなさま。「いと苦しげに―なれば/源氏(桐壺)」

例文

  • 阿多由太神社(あたゆたじんじゃ)は、岐阜県高山市国府町(旧吉城郡国府町)にある神社。