简体版 繁體版
登録 ログイン

あた・る 意味

読み方:

意味モバイル版携帯版

  • あたたま・る     [4] 【暖まる・温まる】 (動ラ五 [四] ) (1) 熱が加わって程よい温度にまで上がる。あったまる。 冷える 「ストーブで部屋が―・る」「この温泉は体が―・る」「席の―・る暇もない」 (2) 満たされて欠乏感がなくなる。「心―・る話」「懐が―・る」
  • いき-あた・る     [4] 【行き当(た)る】 (動ラ五 [四] ) 「ゆきあたる」に同じ。「難問に―・る」
  • おもい-あた・る    オモヒ― [5] [0] 【思い当(た)る】 (動ラ五 [四] ) なるほどと気づく。「―・るふしがある」
  • さし-あた・る     [0] 【差し当(た)る】 (動ラ五 [四] ) (1) その場に出くわす。当面する。直面する。現代語では主に「さしあたって」「さしあたり」の形で副詞として用いる。「―・ッタ難儀/ヘボン」 (2) じかにあたる。直接あたる。「日の―・りたるに打ちねぶりてゐたるを/枕草子(七・能因本)」
  • つき-あた・る     [4] 【突き当(た)る】 (動ラ五 [四] ) (1) 物にぶつかる。衝突する。「曲がり角で人に―・る」 (2) それ以上まっすぐ先に進めない所にまで来る。「―・ったら右に曲がりなさい」 (3) 難問や障害に直面する。「外交折衝が壁に―・る」 (4) 人に,好意的でない態度をとる。「親に―・りやあがることもねえ/人情本・辰巳園 4」
  • ぶち-あた・る     [0] [4] 【打ち当たる】 (動ラ五 [四] ) (1) 強い勢いで当たる。ぶつかる。 (2) 困難に直面する。「難問に―・って往生している」
  • み-あた・る     [0] 【見当(た)る】 (動ラ五 [四] ) 探していたものが見つかる。現代では多く否定の形で用いる。「財布が―・らない」「よろしき奉公口ふたつ―・りぬ/花ごもり(一葉)」
  • ゆき-あた・る     [4] 【行き当(た)る】 (動ラ五 [四] ) (「いきあたる」とも) (1) 進んで行って行くてをさえぎるものに出合う。「路地の奥で塀に―・る」 (2) 先へ進みにくい場面に当面する。行きづまる。「難局に―・る」
  • こころ-あたたま・る     【心暖まる】 (連語) 人の誠意や愛情が感じられて,心がなごむ。「―・る光景」
  • あた    【咫・尺】 上代の長さの単位。親指と中指とを広げた長さ。 「八咫(ヤアタ)」「七咫」などの形で助数詞的に用いる。「其の鼻の長さ七―/日本書紀(神代下訓)」 ; 名詞・形容詞などに付いて不快の念をこめながら,程度のはなはだしいことを強調する意を表す。 「―ぎたない」「―子細らしい威立(オドシダテ)/浄瑠璃・大経師(中)」 〔「あた聞きともない」などのように副詞的にも用いる〕
  • あた-あた     【熱熱】 (感) (「あつあつ」の転) 熱い熱い。「ただのたまふ事とては―とばかりなり/平家 6」
  • あたあた    【熱熱】 〔「あつあつ」の転〕 熱い熱い。 「ただのたまふ事とては―とばかりなり/平家 6」
  • あたり-あたり     【辺り辺り】 (1) あちらこちら。そこここ。「月…いとはなやかにさし入りたれば,―見ゆるに/源氏(蓬生)」 (2) あれこれの人を婉曲(エンキヨク)にさす語。あの方この方。「おのづから心にくき―を/狭衣 1」
  • あたい    【直・費】 〔「あたい(価)」と同源〕 古代の姓(カバネ)の一。多く大化改新以前の国造(クニノミヤツコ)に与えられた。あたえ。 ; 【私】 〔「あたし」の転〕 一人称。「あたし」よりくだけた言い方。主として東京下町や花柳界の女性や子供が用いた。 ; 【価・値】 〔動詞「能う」の連用形か〕 (1)売買の際のねだん。商品のねだん。 「―が高い」「―をつける」 (2)価値。ね
  • あたう    【与ふ】 ⇒あたえる ; 【能う】 (1)ある動作をすることができる。(ア)(特定の動詞を受けないで)できる。なしうる。 「―・う限りの援助をする」「神に―・わざるはなし」(イ)(動詞を受けて)その動作をすることができる。接続のしかたは,「…することあたわず」「…するあたわず」「…するにあたわず」「…しあたわず」の四通りがあった。「看過すること―・わず」「感嘆措(オ)く―・わず(=感