あだもの 意味
読み方:
意味
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- 【徒物】
はかないもの。
「命やは何ぞは露の―を/古今(恋二)」 - 【婀娜者】
あだっぽい女。粋な女。
「通過(トオリスガリ)の―は歩(アユミ)を停(トド)めて/義血侠血(鏡花)」
- だもの 【駄物】 下等のもの。質の悪いもの。
- あだ-もの 【婀娜者】 あだっぽい女。粋な女。「通過(トオリスガリ)の―は歩(アユミ)を停(トド)めて/義血侠血(鏡花)」
- えだもの 【枝物】 生け花で,松・梅など木類を総称する語。木物(キモノ)。 →草物
- かだもの 〔「かだ」は「かだむ」の語幹〕 横着者。 「無精者よ―と,威しの為に打つ杖の/浄瑠璃・双生隅田川」
- から-くだもの 【唐果物】 平安時代に唐から伝わった製法の菓子。米の粉や小麦粉に甘蔓(アマズラ)を加えてこね,果物の形にして,油で揚げたもの。木に飾ったりした。唐菓子(トウガシ)。「―の花いと異なり/宇津保(吹上・上)」
- くさ-くだもの 【草果物】 (木にできる果物に対して)草の実で食用となるもの。イチゴ・ウリの類。 [和名抄]
- くだもの 【果物】 〔木(ク)の物の意〕 (1)木や草につく果実で,食べられるもの。リンゴ・カキ・ミカンの類。水菓子。生(ナ)り果物。狭義には木に生る果実をいうが,広義には草本性植物のパイナップルやメロンも含める。 〔古くは,果実に限らず,酒食の副食物や菓子類などを含めていったが,のち果実に限るようになった〕 (2)〔女房詞〕 柑子(コウジ)。 ; 【管物】 菊の園芸品種で,花弁が管状の
- けだもの 【獣】 〔毛の物の意〕 (1)全身毛におおわれ,四肢で歩く哺乳動物。特に,野生のもの。けもの。 (2)人間らしい心のない人をののしっていう語。人でなし。 「あいつは人間の皮をかぶった―だ」
- ただもの 【徒者・只者】 普通の者。尋常な者。多く打ち消しの語を伴って,「特異」「すぐれた」の意で用いる。 「あの身のこなしは―ではない」
- だもので だもんで
- ふだもの 【札物】 (1)大小の刀で,品質を保証する札のついているもの。折紙物に次ぐもの。 (2)入札によって売りさばく,諸国の産物。 (3)カルタとばく。
- 編んだもの むしろ; ござ
- あだうち-もの 【仇討物】 仇討ちを主題とする謡曲・浄瑠璃・歌舞伎・講談など。曾我物・忠臣蔵物・伊賀越物などの作品が多い。敵討(カタキウチ)物。
- からくだもの 【唐果物】 平安時代に唐から伝わった製法の菓子。米の粉や小麦粉に甘蔓(アマズラ)を加えてこね,果物の形にして,油で揚げたもの。木に飾ったりした。唐菓子(トウガシ)。 「―の花いと異なり/宇津保(吹上・上)」
- くさくだもの 【草果物】 (木にできる果物に対して)草の実で食用となるもの。イチゴ・ウリの類。[和名抄]