あっけない 意味
- 【呆気ない】
〔物足りないの意の「飽く気(ケ)なし」の転。「呆気」は当て字〕
予期や期待に反して簡単・貧弱で物足りない。
「―・い幕切れ」「―・く敗れる」
﹛派生﹜——さ(名)
- そっけない 【素っ気無い】 〔「素気(スゲ)ない」から生じた語〕 思いやりがない。好意が感じられない。そっけがない。 「―・く断られる」 ﹛派生﹜——さ(名)
- あっけ 【呆気】 驚きあきれてぼんやりした状態。 ――にとら・れる 意外な事に出会って驚き呆れる。
- けない 【化内】 王化に服したところ。 ⇔化外
- あっけし 【厚岸】 北海道南東部,釧路支庁の町。漁業と酪農が盛ん。蝦夷三官寺の一つ国泰寺がある。
- あっけし-そう ―サウ [0] 【厚岸草】 アカザ科の一年草。高さ20センチメートルほどで,多数の枝を対生する。葉は鱗片状に退化。緑色の茎は多肉質で,秋になると紅紫色に変わる。花は小形。北海道および四国の一部の海浜に自生する。北海道厚岸の牡蠣島(カキジマ)で発見された。ヤチサンゴ。 [季] 秋。
- あっけら-かん [5] [4] (副) (「あけらかん」の転) (1) 何もなかったように平然としているさま。「へまをやらかしても―としている」 (2) あまりの意外さにあきれて,ぽかんとしているさま。「―と見まもる」
- あっけん 【悪見】 〔仏〕 仏教に反する誤った考え・学説。 →五見(ゴケン)
- あっけ-な・い [4] 【呆気ない】 (形) [文] ク あつけな・し (物足りないの意の「飽く気(ケ)なし」の転。「呆気」は当て字) 予期や期待に反して簡単・貧弱で物足りない。「―・い幕切れ」「―・く敗れる」 [派生] ――さ(名)
- 頂けない・戴けない いただけない 評価できない。感心しない。 「―ない話」 →いただける(3)
- あじけない 【味気ない】 〔「あじきない」の転。「味気」は当て字〕 物事に興味が感じられずつまらない。面白みや風情がない。あじきない。 「―・い病床の日々」「―・い話だ」 ﹛派生﹜——が・る(動ラ五[四])——さ(名)
- あどけない 〔「あどなし」と「いわけなし」「いとけなし」などとの混交によって近世にできた語〕 (子供のようすが)無邪気でかわいい。することが幼い。 「―・い寝顔」 ﹛派生﹜——げ(形動)——さ(名)
- いけない 〔「行(イ)く」の可能動詞「行ける」に打ち消しの助動詞「ない」の付いたもの〕 (1)「悪い」の婉曲(エンキヨク)な言い方。よくない。 「この文章はここが―ない」「タバコは体に―ない」 (2)悪い結果をもたらした行為について,それは非難されるべきである,という話し手の気持ちを表す。 「お前がよく注意していなかったのが―ないんだ」「思っていたことを話しただけだけど,何か―ないことを言ったか
- いとけない 【幼けない・稚い】 〔「いときなし」の転〕 おさない。あどけない。 「―・いしぐさ」 ﹛派生﹜——さ(名)
- いわけない 【稚い】 年端がゆかない。幼い。 「―・い子供」「―・くおはしましし時より見奉り/源氏(桐壺)」 〔歴史的仮名遣いは「いはけなし」「いわけなし」の両説がある〕
例文
- 終わりか... あまりにもあっけない。
- あっけないほどすぐに過失の罪とされます
- 行っちまったか あっけないもんだな
- 行っちまったか あっけないもんだな
- 翌日 あっけないほどいつもの日常が戻ってきた
- 翌日 あっけないほどいつもの日常が戻ってきた
- 結構 あっけない仕事だったな。
- 結構 あっけない仕事だったな。
- あっけないわね 人って。
- あっけないねえ?