あつらえもの 意味
- あつらえ-もの アツラヘ― [0] 【誂え物】 注文して作らせた品物。
- あつらえ 【誂え】 (1)注文して作らせること。また,注文して作る品。オーダー-メード。 ⇔出来合い 「―の服」「特別―」 (2)歌舞伎で,作者や役者が特に注文して,その場面のために新しく鳴り物・道具などを作らせること。 「―の合方(アイカタ)」 (3)人に頼んでしてもらうこと。 「姫君の御―にことづけて/源氏(蛍)」
- あつらえた 発注した
- あつらえる 【誂える】 (1)注文して作らせる。 「礼服を―・える」「焼鍋を一枚―・へてくんな/安愚楽鍋(魯文)」 (2)人に頼んで,自分の思うとおりのことをしてもらう。依頼する。 「―・へたるやうにかしこの人の集まりたるは/落窪 3」 〔中世後期から近世,ヤ行下二段にも活用した。「刀ヲ―・ユル/日葡」〕
- あつらえ-むき アツラヘ― [0] 【誂え向き】 (名・形動) 要求・条件などにぴったり合っていること。おあつらえむき。「初学者に―の参考書」「美術の為めに此の自然が―に出来上つて居るとしか思はれない/ふらんす物語(荷風)」
- おあつらえ 【御誂え】 「あつらえ{(1)}」を丁寧にいう語。 「―の品」
- お-あつらえ ―アツラヘ [0] 【御誂え】 「あつらえ{ (1) }」を丁寧にいう語。「―の品」
- べつ-あつらえ ―アツラヘ [3] 【別誂え】 (名)スル 規格にない特別のものを注文すること。また,そのもの。「―の品」
- あつらえ の敬語 おあつらえ
- あつらえむき 【誂え向き】 要求・条件などにぴったり合っていること。おあつらえむき。 「初学者に―の参考書」「美術の為めに此の自然が―に出来上つて居るとしか思はれない/ふらんす物語(荷風)」
- おあつらえ-むき ―アツラヘ― [0] 【御誂え向き】 (名・形動) 「あつらえむき」に同じ。「運動会には―の天気だ」
- べつあつらえ 【別誂え】 規格にない特別のものを注文すること。また,そのもの。 「―の品」
- こしらえもの 【拵え物】 にせ物。模造品。
- おあつらえむき 【御誂え向き】 「あつらえむき」に同じ。 「運動会には―の天気だ」
- しつらえ 【設え】 しつらえること。準備。 「食事の―がしてある」「会場の―をする」「照明の―がない」