あとば 意味
読み方:
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- 【後歯】
(1)下駄の後ろの歯。
(2)前の歯を作りつけに,あとの歯を差し歯にした婦人用の下駄。
- あとばこ 【後箱】 大名行列の乗馬や駕籠(カゴ)のあとを行く,衣類や調度品を入れた挟み箱。 ⇔先箱
- あとばら 【後腹】 〔「あとはら」とも〕 (1)出産後の腹痛。 (2)事がすんだあとに生じる,出費などの苦痛。 (3)後妻の生んだ子。 ――が病める 事がすんだあと,それに関して生じたいざこざや出費などに苦しむ。
- あとばらい 【後払い】 代金・料金をあとで支払うこと。ごばらい。 ⇔先払い ⇔前払い
- あと 【阿堵】 「阿堵物(アトブツ)」の略。 ; 【跡・迹】 〔「足(ア)所(ト)」の意〕 (1)足で踏んだ所や車の通り過ぎた所に残るしるし。 「廊下に足の―が残る」「車輪の―」 (2)ある事が行われた,あるいは存在したことを示す証拠。また,その場所。 「苦労の―が見える」「手術の―」「古い都の―」 〔建造物には「址」,傷などには「痕」とも書く〕 (3)人の残したもの。(ア)定ま
- とば 【鳥羽】 (1)三重県東部,志摩半島北東部にある市。志摩観光の入り口で,水産・真珠養殖が盛ん。 (2)京都市南部,南・伏見二区にまたがる地名。鳥羽伏見の戦いの地。((歌枕))「津の国のなには思はず山城の―にあひみむことをのみこそ/古今(恋四)」 ; 【賭場】 賭博(トバク)をする場所。賭博場。鉄火場。ばくちば。とじょう。どば。 「―荒らし」
- あと-あと [0] 【後後】 将来。のちのち。「―困ることになる」
- とば-とば (「とはとは」とも) あわていそぐさま。そわそわ。「―して怪我せまいぞ/浄瑠璃・唐船噺」
- あとあと 【後後】 将来。のちのち。 「―困ることになる」
- あと-あとげつ [4] 【後後月】 先月の前の月。先々月。
- とばとば 〔「とはとは」とも〕 あわていそぐさま。そわそわ。 「―して怪我せまいぞ/浄瑠璃・唐船噺」
- あし-あと [3] 【足跡】 (1) 人や動物の歩いたあとに残る足の形。 (2) 人の歩いて行った道筋。経路。「―を追う」 (3) 人の残した業績。そくせき。「彼は多くの分野に―を残している」
- あとう 【誂ふ・聘ふ】 〔「あとらふ」と同源〕 (1)結婚を申し込む。 「―・ふること既に訖(オワリ)て/日本書紀(履中訓)」 (2)誘う。 「武彦を廬城河に―・へ率(タシ)ひて/日本書紀(雄略訓)」 (3)頼む。あつらえる。あとらう。 「ほととぎす春を鳴けとも―・ふとも/古今六帖 4」 ; 【能う】 ⇒あたう(能) 能う限り 可能な限り。できるかぎり。 「―の援助」
- あとえ 【後絵】 (1)「上絵(ウワエ){(2)}」に同じ。 (2)古い焼き物にあとから彩色を加えて消えた絵を補ったりすること。
- あとざ 【後座】 能舞台で,本舞台と鏡板との間の場所。通常,幅三間奥行一間半。前方,本舞台寄りに囃子(ハヤシ)方,橋懸かり寄り後方に後見が着座する。横板。 →能舞台
- あとち 【跡地】 建築物・施設などが撤去されたあとの敷地。 「―利用」