あと-つけ 意味
読み方:
意味携帯版
- 【後付け・跡付け】
(「あとづけ」とも)
(1)客を乗せた馬の尻に荷物をつけること。また,その荷物。「新羅琴(シラギゴト),―に長国(オサクニ)・国宗の大小はなさず/浮世草子・武道伝来記 6」
(2)付き添って身の回りの世話などをする人。付き人。「置手拭(オキテヌグイ)して―の男を待合はせ/浮世草子・一代男 3」
(3)太鼓持ち。幇間(ホウカン)。
(4)つけ加えること。追加。特に上方の遊里で,翌朝に追加時間を契約して遊女を揚げること。「今夜はここの揚,しかも―にまでしてあるもの/歌舞伎・五大力」
(5)前の句の最後の言葉を次の句の最初に置いて,次々に句を続けていく遊戯。のちには,しりとりをもいう。
- あとつけ 【後付け・跡付け】 〔「あとづけ」とも〕 (1)客を乗せた馬の尻に荷物をつけること。また,その荷物。 「新羅琴(シラギゴト),―に長国(オサクニ)・国宗の大小はなさず/浮世草子・武道伝来記 6」 (2)付き添って身の回りの世話などをする人。付き人。 「置手拭(オキテヌグイ)して―の男を待合はせ/浮世草子・一代男 3」 (3)太鼓持ち。幇間(ホウカン)。 (4)つけ加えること。追加
- ざあざあと打ちつける音 打ちつけること; ツー
- あと 【阿堵】 「阿堵物(アトブツ)」の略。 ; 【跡・迹】 〔「足(ア)所(ト)」の意〕 (1)足で踏んだ所や車の通り過ぎた所に残るしるし。 「廊下に足の―が残る」「車輪の―」 (2)ある事が行われた,あるいは存在したことを示す証拠。また,その場所。 「苦労の―が見える」「手術の―」「古い都の―」 〔建造物には「址」,傷などには「痕」とも書く〕 (3)人の残したもの。(ア)定ま
- あと-あと [0] 【後後】 将来。のちのち。「―困ることになる」
- あとあと 【後後】 将来。のちのち。 「―困ることになる」
- あと-あとげつ [4] 【後後月】 先月の前の月。先々月。
- つけ 【付け・附け】 〔動詞「付ける」の連用形から〕 ※一※ ② (名) (1)勘定書き。請求書。書きつけ。 「―をまわす」 (2)現金払いでなく,後日まとめて勘定することにして帳簿につけておくこと。 「―で買い物をする」「この店は―がきく」 (3)歌舞伎で,見得(ミエ)・駆け足・打擲(チヨウチヤク)・立ち回りなどの時,上手(カミテ)横で大道具方または狂言方が,拍子木に似た柝(キ)で板
- あし-あと [3] 【足跡】 (1) 人や動物の歩いたあとに残る足の形。 (2) 人の歩いて行った道筋。経路。「―を追う」 (3) 人の残した業績。そくせき。「彼は多くの分野に―を残している」
- あとう 【誂ふ・聘ふ】 〔「あとらふ」と同源〕 (1)結婚を申し込む。 「―・ふること既に訖(オワリ)て/日本書紀(履中訓)」 (2)誘う。 「武彦を廬城河に―・へ率(タシ)ひて/日本書紀(雄略訓)」 (3)頼む。あつらえる。あとらう。 「ほととぎす春を鳴けとも―・ふとも/古今六帖 4」 ; 【能う】 ⇒あたう(能) 能う限り 可能な限り。できるかぎり。 「―の援助」
- あとえ 【後絵】 (1)「上絵(ウワエ){(2)}」に同じ。 (2)古い焼き物にあとから彩色を加えて消えた絵を補ったりすること。
- あとざ 【後座】 能舞台で,本舞台と鏡板との間の場所。通常,幅三間奥行一間半。前方,本舞台寄りに囃子(ハヤシ)方,橋懸かり寄り後方に後見が着座する。横板。 →能舞台
- あとち 【跡地】 建築物・施設などが撤去されたあとの敷地。 「―利用」
- あとで つづいて; 次に
- あとに 後方に
- あとの 次