あね-にょうぼう 意味
読み方:
意味携帯版
- ―ニヨウバウ [3]
【姉女房】
「姉さん女房」に同じ。
- あねさん-にょうぼう ―バウ [5] 【姉さん女房】 夫より年上の妻。姉女房。
- あねにょうぼう 【姉女房】 「姉さん女房」に同じ。
- あねさんにょうぼう 【姉さん女房】 夫より年上の妻。姉女房。
- にょうぼう 【女房】 〔「房」は部屋の意。女官の部屋が原義。「にょう」は慣用音〕 (1)妻。自分の妻のことをいう場合に多く用いられる。にょうぼ。 「―の尻に敷かれる」 (2)宮中に仕え,房(=部屋)を与えられて住む女官の総称。出身階級によって上臈・中臈・下臈に大別される。また,院や諸宮・貴人の家などに仕える女性をもいう。 「家の御達,―などのうかがふを/枕草子 3」 (3)女性,また愛情の対象
- あお-にょうぼう アヲニヨウバウ 【青女房】 宮廷などに仕える,若くて経験の浅い女房。また,官位の低い女房。「―と思しき人の,牛もなき車の長柄に取りつき/謡曲・葵上」
- おい-にょうぼう ―ニヨウバウ [3] 【老女房】 夫より年上の妻。姉さん女房。姉女房。「―年の十四五も違ふべし/浮世草子・胸算用 3」
- こい-にょうぼう コヒニヨウバウ [3] 【恋女房】 恋い慕い合って連れ添った妻。愛している妻。こいづま。
- せわ-にょうぼう ―ニヨウバウ [3] 【世話女房】 (1) 所帯の切り回しがじょうずで,夫の面倒をよくみる妻。 (2) 歌舞伎で,世話場に登場する町人や農家の女房。
- そば-にょうぼう ―ニヨウバウ 【側女房】 めかけ。 [日葡]
- つる-にょうぼう ―ニヨウバウ [3] 【鶴女房】 昔話の一。男に命を助けられた鶴が恩返しのために嫁にきて,自分の羽で高価な布を織るが,正体を見破られて飛び去るというもの。異類婚姻譚・動物報恩譚の一種。
- なま-にょうぼう ―ニヨウバウ 【生女房】 (1) 宮仕えにまだ慣れていない女房。新参の女房。「ある人のもとに―のありけるが/宇治拾遺 5」 (2) 若い女。「かんなぎのまねしたる―/一言芳談(下)」
- にょうぼう-もち ―バウ― [3] [0] 【女房持(ち)】 妻帯していること。また,妻帯者。
- にょうぼう-やく ―バウ― [0] [3] 【女房役】 妻が夫の内助となるように,補佐役となって相手を助け盛りたてる役目。また,その人。
- ふる-にょうぼう ―ニヨウバウ [3] 【古女房】 (1) 長年,連れ添った妻。 (2) 長年仕えている女房。古参の女官。
- まち-にょうぼう ―ニヨウバウ 【町女房】 町家の女。素人女。「気のつくこと,―はまたあるまじき粋様/浮世草子・五人女 1」