あのさあ 意味
- あのさん 【彼のさん】 〔近世語。「彼の様(サマ)」の転。主として遊里で用いられた〕 (1)三人称。あのかた。あのお人。 「これ,―にはあひともない/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」 (2)二人称。このおかた。 「―がた二階へお上りなされませ/洒落本・ゑ世物語」
- さあ (1)人を誘ったり,促したりするときに発する語。 「―出かけよう」「―始めるよ」 (2)断定的な返答をするのをためらうときに発する語。 「―どうでしょう」 (3)重大なことが目前に迫って心を決めるときなどに決意を発する語。 「―頑張るぞ」「―これからだ」 (4)驚いたり,喜んだり,困惑したりしたときに発する語。 「―困った,どうしよう」「―捕まえたぞ」「―始まった」
- さあ! さて!
- あの 【彼の】 ※一※ (連体) 〔代名詞「あ」に格助詞「の」の付いた語〕 (1)話し手からも聞き手からも離れた所にある物をさす。 「―店に入ろう」「―赤い花がほしい」 (2)話し手も聞き手もすでに知っている事柄をさす。例の。 「―ときは困りましたねえ」「―人はどうしていますか」 ※二※ (感) (1)話のはじめや間で,次の言葉へのつなぎに用いる語。あのう。 「そうして,―,…」
- さあ-さあ [1] (感) 人を誘ったり促したりするときに発する語。「―もう起きなさい」
- のさ 神経が行き届かないさま。間が抜けているさま。 「大様にせんと心がくれば見所少なくて―になる相あり/花鏡」
- さあさあ 人を誘ったり促したりするときに発する語。 「―もう起きなさい」
- のさ-のさ [1] (副) (多く「と」を伴って) (1) のんびり構えているさま。のうのう。「いと静かに馬を飼うて―としてぞ居たりける/太平記 36」 (2) 恥ずべきことをしていながら平気なさま。のめのめ。おめおめ。「土佐は腹をも切らで,武蔵坊に―と捕られける/義経記 4」 (3) 横柄に振る舞うさま。「あとへ,相役,岩代多喜太,―と座に直り/浄瑠璃・生写朝顔話」 (4) ゆっくりと歩くさ
- こな-さあ 【此方様】 (代) (「こなさま」の転。近世語) 二人称。女性が用いる。あなたさま。「―に似合うた阿呆の木とも見さんせ/浄瑠璃・反魂香」
- さあい 【差合(い)】 相場と相場の開き。鞘(サヤ)。
- さあり 【然有り】 (1)そうである。そうなのだ。 「などか―・らむ,猶ゐておはしまさむ/竹取」 (2)そうだ。そのとおりだ。 「げにも―・り,ややうかりもさうよなう/狂言・麻生」
- さある 〔助動詞「さしゃる」の転。近世語。遊び人などの用いた語〕 上一段・上二段・下一段活用の語の未然形に付いて,軽い尊敬の意を表す。 「はて其様にとぼけ〈さある〉な/浄瑠璃・摂州渡辺」 ; 「する」の意の軽い尊敬語。なさる。 「もう腹が立たうけれど,了簡―・れ/歌舞伎・桑名屋徳蔵」
- さあん 【蓑庵】 大坂の豪商鴻池了瑛が,1742年に京都,大徳寺玉林院に造営した茶室。三畳中板の席で,利休茶室の面影を伝える。
- さあ・る (動ラ四) 「する」の意の軽い尊敬語。なさる。「もう腹が立たうけれど,了簡―・れ/歌舞伎・桑名屋徳蔵」
- さあ美 ラップ; 左雨
例文
- あのさあ 3人ってことは また... ほら
- あのさあ ホントは戻って 手伝いたいんじゃねえの
- あのさあ 楓 あんた...
- あのさあ マコ君 はい
- あのさあ、あたし... 出来るだけ1人で 居ようと努力して
- あのさあ 小豆梓
- あっ あのさあ
- あっ あのさあ
- あのさあ ええ みんなの目線がすっげえ怖いんだけど これ どうすりゃいいの
- (久利生) あのさあ (雨宮) ええ みんなの目線がすっげえ怖いんだけど これ どうすりゃいいの